今日はイブだが家でまったりしている。24を指したりしている。

 bonkrasが「待ち」状態だったので早差し2で挑戦してみた。火の速さで却下。なぜ? ノーマル早指しだと受けてもらえた。

 戦形は横歩取り+新山崎流になった。こちらが指すと1秒で手が返ってくる。閉口。1秒というのは目分量ではなく、棋譜に残っている数字である。相手の考慮時間を使えないのだから、こちらは目一杯30秒の考慮時間を使わなければ・・・

 ▲2五飛に前期名人戦第7局の△3四飛でなく前々期名人戦第2局と同じ△同飛の変化に入った。記憶が途切れているのを必死で思い出す。

 ▲同桂△1五角▲2三歩は覚えていて△同金▲2四歩か。確か夏に自分の将棋でも指したことがあったな。この変化なら大丈夫かな、とちょっと表情が明るくなったところに、△同金では△3三銀と確か山崎-羽生の王座戦の手順がこれも1秒で返ってきた。

 えー? もう覚えていないよ。確か1五の角を上手く移動させるのが鍵だったような記憶があるが・・・飛車を8五に打っていたっけ? 8二から打つよりは含みが多いから、そんなに悪手じゃないだろう。するとソフトはやはり1秒で△4四銀。うーん。どんどんうろ覚えになってくる。まぁ、△2二歩成は利かしておいて損はないだろう。

 ここでソフトは26秒考えた。インプットした定跡から逸脱したのか? △同金の一手だし、普通の手だけにこの反応がよくわからないな。。。。

 この後はあっという間に敗勢に追い込まれて、正直、将棋を指したというより記憶をめくっていた感触しか残っていない。次も機会があれば挑戦したいが、できれば矢倉か振飛車を指していただけないでしょうか。