少し前の話ですが、
偶然入ったとんかつ屋さんが
なかなかの当たりで
自分的には再訪を目論んでいたところ
前回行けなかったマモ大将とランチで行くことに。
駅から3分と好立地なのですが、
裏道で看板も目立たないため
老舗の割に昔から住んでいる人以外には認知度が低い。
大塚に20年近く住んでいて全然気が付かなかった。
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右が1000円のとんかつ定食。
これだけでも十分なボリューム。
キャベツてんこ盛り、赤だしもなかなか。
名古屋人が懐かしいと思える煮干し出汁。
糠漬けも丁度良いつかり具合。
今どきの定食屋とはまずここがちがうね。
左は1200円の上ロースカツ定食。
見てください、この厚み!
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古くて簡素なつくり、ありきたりな感じの
お店なんだけど、きれいに拭き掃除されているし、
家族3人で営んでいるのがなんだか
あったかくて微笑ましい。
ここの夜の上ロースカツは
ハンパないボリュームらしい。
大塚に来てとんかつが食べたいと思ったら
ぜひ三業地にある
「三節」さんに行ってみてください。

さて、晩ごはんは近所のピーコックで
サーモンの切り身を買ってきたから
焼いて営業の合間にモグモグ。
マモ大将は昼のカツが消化されず
(あの上ロースに加えjillの分まで手伝ってもらったw)
私が食べているのを見ていた。
「それ鱒じゃん?」
「え?サケとマスの違いって?」
「呼び名が違うだけだけど、
川に生息するのをマスって呼ぶものが多い」

「ふぅん、だからマスオさんは婿なのか。
長谷川町子考えたな」

「?」
「だって磯野家はみんな海の名前じゃん」
「フネと波平は対だからいいのか?」
「いやフネさんもお嫁に来た人だからさ」
「うんうん」
そこで登場人物いろいろ検証してみて、
大変なことに気が付いてしまった!
「イクラちゃんって…」
「不倫の末の子供だったんだ」

「マスの子だもんなーーっ」
のりすけさんはお父さんじゃなかった事実。

長谷川町子、深い。
恐るべし。

今夜の刺し盛り
カツオカツオいてます。