小さな怪我 U11 長男 | 少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

少年サッカー

長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、長男は高校生になりサッカー以外の部活を、次男はクラブチーム。

そんな子を持つ父親として、今の少年サッカーや次男チーム、次男に対して思ったことをつづっていきます。

長男とお風呂に一緒に入った時に、

「見て」

と言って、

得意げに自分の体にできた小さな

切り傷や打ち身を

数えていました。



1、2、と数えていって、

明らかに傷になっているとわかる部分だけで

16か所ありました。


すね当てをしているところにも青あざを作っていたり、どうやったらそんなところに切り傷ができるのかというのも含めて、

キズだらけ。


そのほとんどは、どこで作ったのか覚えていないのだそう。


こうやって、息子の怪我を見ると、改めて激しいスポーツなんだと感じます。


確かに、サッカーでは捻挫や骨折以外は、怪我に入らないような風潮はありますし、プロでも怪我を抱えていないプレーヤーはいないと言われています。



ただ、こうやって怪我を誇らしげに見せる長男のことを、誇らしく思ったのも事実。


というのも、

私には今も見てわかるビフテキの後があります。


ビフテキとは、スライディングをした時にできる太もも外側のすり傷のこと。


土のグランドの中でも、砂や小石混ざるグランドでスライディングをすれば必ずできます。そのあと、お風呂に入ると滅茶苦茶痛いです。



その今も残る私の傷跡を、まだ1、2年生の頃の長男に見せて

「スライディングをたくさんしてた証拠だよ、逆にこういう傷がない人はスライディングしていない証拠」

というような、話をしていたことがありました。


それ以来、ビフテキを作った長男に

「頑張ってディフェンスできた証拠だ。えらい。」

みたいなやりとりを繰り返していました。


さすがに、毎回作ってくるビフテキが痛々しいので、スパッツを履くよう薦めたのですが、締め付けられて、気持ち悪いと拒否していましたが、その本音は自分にできるビフテキを自慢したいというのもあったのでしょう。



幼稚園や1、2年生の頃には、少しぶつかっただけですぐに痛がったり、血を見ただけで泣いていた長男をどうにかせねば、という思いがあったことを記憶していますが、

今やそれらを自慢してくるレベル。


まだまだ、泣き虫は変わりませんが、

随分と成長したもんだと思います。




一方、次男は、先日5年生のシュートを至近距離で顔面にくらったのにもかかわらず、グッと涙をこらえて、数分後にはケロっとしていました。



長男の同時期を思うと、

バケモノの領域です。