海外スカウトマン主催のクリニック結果(長男) | 少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

少年サッカー

長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、長男は高校生になりサッカー以外の部活を、次男はクラブチーム。

そんな子を持つ父親として、今の少年サッカーや次男チーム、次男に対して思ったことをつづっていきます。

先日、

私が通っているサッカースクールのコーチからのお誘いもあり、
海外有名チームスカウトの方が主催のクリニックに
長男とチームメイトを参加させました。
 
U12、U11一括りで、20人くらいでチームを分けて、ひたすらゲームをしていたとのこと。
 
これは一般の短期スクールとは違い、
後日評価を頂けるとのことで、先日メールにて評価が届きました。
 
大きく
フィジカル
テクニック
戦術
メンタル
に項目を分けており、
それぞれの評価をしていました。
 
この項目でいう戦術は、個人戦術、チーム戦術両方で、考えたプレーが見られたかということ。
 
メンタルは、気持ちの強さでなく、瞬間の発想力のことを指すようです。
 
長男の評価は、フィジカルは「一定のレベルにあるけど、もっと伸ばしていこう」みたいな内容。基準がよくわかりませんが、まあ、平均点くらいなのでしょう。
 
体が小さくてぎこちない動きがあることで余分に疲れたりするので、体全体を使った走り方を覚えるべきみたいな感じでした。
 
確かに腕の振り方が縦でなく、横に広がる癖があるのは気になっていたので、的を得てます。
 
テクニックは、フィジカルの使い方が下手にもかかわらず、柔らかいボールタッチが出来ているみたいな評価でした。平均以上ということでしょう。
 
戦術は一定レベル。体の向きなどもしっかり意識すれば、さらによくなる。
 
メンタルは、たまにアイデアあるプレーを魅せてくれた。感覚で出せるようになれば、決定機が増えるとのこと。
 
私にとっては感覚でパスを出すことを、この年代から求めていってもいいんだということを教えて頂いたような評価でした。
 
これ、簡単に説明すると、
パスをもらってパスを出す時の一連の流れは、
①ボールをもらう前に周りを見る
②フリーの味方を確認する
③ボールを受ける
④フリーの味方がまだフリーか確認する
⑤パスを出す
 
とういうのが通常ですが、
相手ゴール前になると、より早い判断が必要となるため、ダイレクトでパスを出すか、④を省いたプレーをすると、その分時間短縮になり、よりチャンスが作れるということ。
 
言葉すると簡単ですが、スルーパスでこれをするためには、味方の特徴や相手の位置なども瞬時に判断しなくてはいけない高等技術です。
 
話が逸れましたが
評価は以上で、なんだかぼんやりとした評価感が否めないのですが、もう1人の子の評価を見ると、全くコメントが違い、その子は殆どが一定レベルでしたが、バッサリ戦術がもう少しと書かれていましたので、まあまあしっかり見ていただいているんだという気はしました。
 
 
スカウトマンが評価していることを考えると、一定レベルやもう少しではスカウト出来ない、もっと伸ばさないとダメですよ、ということでしょう。
 
結果的に子供達のためになったのかはわかりませんが、親からすると、長男たちはまだまだ少し毛の生えたくらいのレベルですよ、と評価してもらえたのは現実を知る有難い機会でした。
 
メールに続きがあり、さらなるレベルへの挑戦をさせたいとのことで、海外への遠征試合の推薦という形で参加可否の連絡もありました。
 
ちなみに長男もチームメイトも推薦。
もちろん実費。
 
能力向上や経験を考えると
行って損はないと思いますが、
商業的な臭いがプンプンします。
 
多大なる評価を頂いた上でならまだしも、近場ならまだしも、こういう話には、あまり乗り気でない我々夫婦は即答で行かせないという結論に。
 
ただ、長男に念のため聞いてみることにしました。
 
「前行った、クリニックの結果がきて、一定のレベルにあるから、海外で試合をしないかって推薦されてるけど、行く?」
 
悩む様子もなく無言で首を横に降る長男。
 
「なかなかこんな機会ないのに、いいの?」
 
「うちのチームで頑張る」
 
未知なる世界へ飛び込むことを極端に嫌がる長男なので、まあ行くとは言わないだろうと思っていましたが予想通り。
 
まあ、私も費用対効果で考えると、長い時間かけて海外に行かずとも、しっかり自分のチームで練習する方がいいのではと思う気持ちが大きいので長男の考えには賛成でお断り。
 
海外への遠征は別にして、第三者の評価を聞ける機会なんてあまりないのでいい経験にはなりました。