市内U10トレセンの練習試合がありました。
相手は、県下の他市トレセン、J下部U10、同市のU11Bチームの3チームです。
今回長男たち市内トレセンは割とはっきり、前半Aチーム、後半Bチームみたいな感じで分けて選手を出していました。
長男は、2バックの1枚として3試合すべて前半に出場していました。
市内トレセンという一番小さな枠組みのトレセンですが、
選考された当初や初めての合宿のときは、こんなにうまい子がたくさんいる中で生き残れるのかなーと思っていましたし、実際に当時の試合ではAチームではありませんでした。
何よりも、長男自身が自分はうまい方ではないと感じていたと思います。
今のメンバーで半年一緒に練習をしてきて、最後の練習試合で、17人の中フィールドプレーヤーだけでいうと7人の枠に入っているというのは、本人が真摯に練習し、このレベルに馴染めて、トレセンコーチたちから信用を得たからこそだと思います。
このことは、試合が終わってから素直に褒めてあげました。
まあ、冷静に見て、長男がディフェンス以外のポジションで、ほかの子よりも優れているのか?と言われれば、微妙な感じです。他のポジションなら、親の私でも長男を第一選択にはしない可能性が高いです。
そう考えると、バックを選択したことが功を奏したと言えます。
実際に長男が意識したのか、コーチが選択したのかわかりませんが、
「自分のチームではやったことのない2バックの一角を嫌がらずに向上心を持って、プレーしていた」ことが、
今回Aチームに入れた大きな理由だと思います。
「向上心を持って取り組むと新しい世界が広がる」可能性があるということを身をもって体験できたのではと思います。
ちなみに今回の対戦相手のJ下部は、一般的なチームよりは間違いなくうまいですが、名前負け感が否めなく、目立ったプレーをする子も特にいませんでした。
試合はと言えば、
AチームはU11Bチームに負け、後は勝ち。
BチームはJ下部は引き分け、後は負け。
でした。
ほぼ同等と思っていたトレセンメンバーでも、
前後半で結果がかなり違うので、少し差が出てきているようです。
Aチームだけで言うと、見ていて本当におもしろい試合をしていました。
その中でも、J下部に対して、10本近くパスを通してゴールを決めたシーンがありました。
ディフェンスラインからしっかり組み立てて、ゴール前まで相手の嫌なところ嫌なところにシンプルに繋いで崩してからゴールするシーンを私自身は少年サッカーで初めて目の前で見ました。
ほとんどが2タッチ内でテンポよくパスを回して、最後の選手が一人かわしてゴール。
こんなサッカーを小学生でできるんだという大きな驚きがありました。
しかも、動画をとっていたので見直すと、全員がボールに触ってのゴールでした。
こういう場合は、ただただ相手が弱いからできる場合もあるのですが、全員の基礎と、ある程度の共通認識がないとできないことです。
コーチの指導が素晴らしいのでは、と推測できるゴールでした。
ゴールまでは結びつかぬとも、同様のシーンは多々見られ、うまいなーと思いながら見ていました。
J下部にも他市トレセンにも圧倒していたAチームですが、U11との試合ではこれまでが嘘のように攻撃面も守備面もいまいちで、あまり攻めることができず、逆にポンポンと点を取られていました。
一人怪我明けの子を入れていて、そこがウィークポイントになっていたのはあるのですが、
それにしても、テンポの良いパス回しもできず、ディフェンス面も簡単にシュートをされるシーンが目立ちました。
私は、全員が疲れてきているのと、なんだかんだで、それぞれのチームの年上の子がいるので、少し遠慮してしまっているのかなーと思っていました。
試合が終わってから長男にそのことを伝えると、
「違う」
と一蹴。
理由は大きく3つあったとのこと。
・怪我明けの子が、頑張っていたけど、中盤で取られすぎていた。
・相手がボンボン蹴ってくるサッカーだったので、サイドのスピードとパワーの勝負になりがちで、特にその怪我明けの子のサイドの対応が難しかった。
・他の2チームは3-3-1なので、守りやすかったが、U11は2-3-2でマークのずれが発生していた。
とのこと。確かに言われればそうでした。
私は、怪我明けの子のこと以外は、全く思ってもいませんでした。
まだまだコーチとしては半人前なことを痛感したのと同時に、
冷静に試合を振り返れる長男に驚きです。
私自身がディフェンダーだったので、ディフェンスならまだまだ教えることがたくさんあるとつい最近まで豪語していたのですが、それが終焉に向かう日もそう遠くない気がします。
これから、戦術面など改めて勉強していかなくては逆についていけなくなる可能性があるので、長男と同等の意識を持てるよう勉強していきます。