攻守の切替の早さは、なぜ必要か? | 少年サッカー 元パパコーチ 長男高校1年生 次男小学6年生

少年サッカー 元パパコーチ 長男高校1年生 次男小学6年生

少年サッカー

長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、ただの父親として、たまに思ったことをつづっていきます。

コメントで頂いたので、

せっかくなので、私なりに書きたいと思います。

 

 

そもそも、なぜ攻守の切替の早さが必要かと言えば、

根本的な部分で言うと、

基本的には試合が続いているからです。

 

 

攻めるか守るか、どちらになるかという状態が少年サッカーであれば前後半40分あります。

 

ボールが外に出たりファールになったりで一時的に止まって少し余裕を持つことはありますが連続しています。

 

例えば、その攻めるから守るの反応がみんなより0.2秒遅いのであれば、攻守の切り替わりは1試合に50回以上はあるので、10秒以上は無駄にしている計算になります。

 

そして、その0.何秒の差でゴールが生まれたり守れたりするのがサッカーだからです。

 

 

バルセロナ→バイエルン→マンチェスターシティーで素晴らしい成績を残しているグァルディオラ監督は、華麗なパス回しに目が行きがちですが、

この攻守の切替の早さを組織的に徹底することにより、圧倒的な強さに仕上げていっています。

 

要はプロの選手でも改善の余地が大いにある部分です。

 

なので、プロレベルで考えて

実際に教えるとなるとすごく難しいですし、多分できません。

 

少年サッカーレベルで考えて

1番改善できる部分は

「あー失敗しちゃったー」と思って

次のプレーが遅れてしまうこと。

この「失敗しちゃったー」と思っている時間が必要ありません。

 

他チームでもよく耳にするのは

「取ったら取り返しに行けー」

というコーチの声。

 

我々は

「次」とか

「後」

などで意識はさせていますが、やはりまだまだな子もたくさんいます。

 

それは40分の試合で、ずっとこの切り替えを意識するには、かなりの集中力が入るからです。

 

そのため、疲れてきた時間は特に声を掛け合ったり外から声をかけて意識させてあげる必要はあるんじゃないかなーと思います。

 

 

そして、これと似たようなことをやっているけどしっかり切り替えれている子もいるので、そこは注意が必要です。

 

「攻め残り」というので、得点を取れることもあるからです。

 

メッシなんて、ディフェンスもほとんどせずに、取られた後にゆっくり帰ってフリーで待っている。そこに味方選手が頑張って取ったボールが入りチャンスを作るということがたくさんあります。

 

このメッシのプレーは、攻守の切り替えが遅いのかと言えば、実はそんなこともないです。

 

なぜなら、次の展開を予測して攻撃に向けての準備をしているので。

 

この予測と次に向けた準備が,

攻守の切り替えに置いて、重要です。

 

長くなりましたので続きは、次のブログで書きます。