企画力① | 守谷聡オフィシャルブログ『SENSE編集長のブログ』 powered by アメブロ

企画力①

昨日行った合同会議にて企画提出が

あまりに少ない現状に

少し寂しい思いをしたのですが…。

その後、各人に聞いたところ、

時間がなかったので…という意見が多く

これにも寂しい思いをしました(苦笑)。




どこの業種にも通じると思いますが、

大手出版界の中で戦っている、

ウチのような立ち位置の会社にとっては

正直、この企画力が

会社の生命線すべてを握っている

と言っても過言ではありません。


私自身での企画の生み出し方で言えば、

数年先・1年先・半年先・直近によって

スケッチブックに日々書き込んでいます。


そして。

時代背景、経済状況、出版業界の動き、

他紙の売れ行き他、プレスやデザイナーの意見、

読者様の感想、街で感じたこと、

自分の趣味嗜好など、

考えられるすべてを勘案し、

その実行時期に合わせ日々修正していく。




この企画は何も編集だけじゃありません。

細かく言えば、販売計画、広告計画、

読者イベント、今回実行した組織改革もそう、

会社の未来もそう、すべてが企画により

生まれるものだと思います。


よくある話だと思いますが、

ただの思いつき程度であれば

企画は誰でも浮かぶ。

しっかりとした裏付け、証拠が必要なのは

言わずもがなであります。

だから、いきなり考えても浮かぶものではありません。

言うだけなら誰でもできる。

無論、実行力も企画を生み出す際には試されます。




企画は自己実現の場でありながら、

周りを幸せにしていくもの。

言い換えれば、ここが社会人人生で、

働く実感を一番味わえることができると思います。


故に、日々考え、日々もがき苦しむ。

ただ努力していけばいくほど企画力は磨かれていく。

ウチしかできない企画というものは、

日々の厳しい鍛練の集大成によって

初めて生まれるものなのです。


私自身、今のSENSEでの企画力は

正直まだまだと感じています。

自分のレベルアップも兼ねながら、

読者及びクライアントの皆様を

どうやったら幸せにできるか。


自戒の意味も込めて。

社員の皆の、ここの意識を高めていけるよう、

私自身もより鍛錬していきたいと思います。