出版社が小売業に!?
先だって、幻冬舎社長の見城さんが
とあるインタビューで、小売業へ進出したい、
旨の記事を拝見しました。
サスガは出版業界を代表する異端児の御方。
常に勉強になるなぁと、拝見していたんでありますが、
実はここ。僕も数年前から考えていたことであります。
ただ、これはウチが直接小売に進出する、
という意味ではなく
雑誌という媒体の進化した形はどうあるべきか。
分かりやすく言えば、雑誌ファンの顧客満足度を
さらに上げていくためにはどうしたらいいか。
ここを常々考えていた(今もですが)のであります。
来月始まるザ・ブラックセンス・マーケットは
まさにその最たる例でありました。
ただ、ここはもしかしたら見城さんと違うかもしれませんが、
私の場合はこのECを、本業に対してのリスクヘッジ
としてではなく、あくまでも、ブランド及び読者様に対しての
顧客満足度を上げるための一つの手段として
やっていることなので、本業であるSENSEの出版があってこそ、
なんであります。
端的に言えばSENSEが終わったら意味がないと。
言い換えればSENSEひとつで、まだまだ
従来の出版ではありえなかったサービスを投入する
絶好の時代、機会が訪れたとも言えます。
前置きが長くなり、すこし分かりずらくなりましたが、
これからの出版は、
本業に対して、どういう枝をつけていくか。
ここが勝負の分かれ目ではないかと。
日々そう思っているのであります。