就職活動 | 守谷聡オフィシャルブログ『SENSE編集長のブログ』 powered by アメブロ

就職活動

様々なNEWSを見聞するに、

現在の就職活動は超氷河期である、

と言われておりますが、

私の時代もバブル崩壊後の

氷河期でとても厳しかった日々であったように記憶しています。


ただ、厳しかった理由は外的要因ではなく、

私自身=自己分析が足りていなかったことに

ありました。


就職活動が始まる3年から

何となく有名企業へエントリーを繰り返すような

日々から始まってしまい、

どこを受けに行っても、何か違う……と

悩んでいたように思います。


しかし、運よく……ちょっと遅すぎましたが、

春終わりの頃に

本気で自己分析を行なった結果、

私自身、雑誌や書籍が大好きであったと!

その作り手にまわることこそ私の人生だ、

と決定付けることが出来、

夏以降は私が読んできた書籍、雑誌を発行する、

もしくは手掛けている出版社と編集プロダクションに

有名大小にこだわることなく、

そこに絞って活動をすることが出来ました。


幾つかの内定をお断りし、自分が行きたい、

もしくは没頭できると思った会社に受かったのは

年明けの1月終わり。卒業直前でありました。

サスガにすこし焦りましたけどね…(苦笑)。



人生は一度きり。

その人生を決定づける自己分析の機会はわずかの時間です。


名前だけで選び、その後運よく入社できても

自己分析に基づいた自分の拠り所や夢がないと、

常に「本当は自分に向いているのはこれじゃないんじゃないか?」

など悩んでしまい早期退職に繋がってしまう、

なんて不幸なケースも数多く見受けられます。



私自身、就職活動において

自己分析で答えが見つけられたために

「業界で最年少で編集長になる!」(笑)という、

人生目標の階段も見つけることができ、

入社してからの地獄のような編集日々に耐えることが

できたように思います。


端的に言えば自己分析の結果、

作られた自己目標=拠り所があったからこそ、

日々のアシスタント業務でも、なにくそ! 

と頑張ることが出来たのではないかと。


拠り所=目標がない人は、常に自分探しを繰り返すことになります。




我が社も今期初めての2011新卒者を採用(内定)

させていただきましたが、

今後は社の未来を考え、定例化させていきます。

経営者として一人でも多くの学生を採用したいですが、

選ぶポイントは

自己分析をやりきった結果、

我が社への情熱高きブレない方を欲しています。


焦る気持ちはわかりますが、

学生の皆さん、まだ時間はあります。

採用に慎重になる企業が増えるのは当然。

その分、自己分析を深く慎重に行い、

名前・規模だけではなく

自分が本当にやりたいことを見つけてもらえればと思います。


我が社のエントリーも今年末、か来年早々にまた始まります。

新たなる学生さんに出会えること、楽しみにしています。