鬼門
3月、9月の2ヶ月はメジャー誌の指標となる月でありまして。
過去ファッション誌の歴史を紐解いてみても
この2ヶ月で販売の結果を出せているのは
メンズノンノを始めとした老舗の一部の超メジャー誌だけなのであります。
故にウチにとってはこの2ヶ月は、最大の鬼門であったのです。
が。
今回の9周年号が初めてこの鬼門に挑戦できそうな
売れ行きを示しておりまして。
自分で言うのもおこがましいですが、結構調子いいかと!
これも読者皆さんのおかげ。
本当に有難うございます!
ファッション誌で広告だけ入ればいい、
という雑誌は、今も昔も個人的にはまったく興味がない。
ナマイキなことを言わせてもらえれば
あまりにも部数&実売率を気にしない雑誌が増えすぎたからこそ
全体の返品率も上がっていってしまったと。
だから今後は、広告だけ入れば、実際は、
売れてない=実売率が悪くてもいい、
なんて雑誌はもう出して欲しくないですね……。
ところで。
最近、そんな鬼門を打ち破る
出版人としての精神を教えてくれた
御方と呑んでおりました。
右が宮木社長。老舗出版社交通タイムス社の御方。
我が故郷。実はこちら。
新卒で入社させていただいた出版社なんです。
鈴木さんは元上司。
当時は本当にお世話になりました。
3軒梯子で最後は記憶が飛んでいたような……
今年入って一番の量でした