こんにちは(*^^*)
まちつくり助成金の申請書もひとまず作り終えました。
明日は市役所でチェックをしてもらいます。
今回、申請書を作りながら忘れ去りたい過去が甦ってきました。
私は里帰り出産で種子島で産みました。
当時は育休中で、父も病気だったし、こんなときくらいしか長期で実家に帰れることもないだろうと半年くらいる予定でした。
しかし、産後2週間くらいで夫に単身赴任の話しが浮上し、結局2ヶ月くらいで東京に帰りました。
東京に帰ってから家族3人で1ヶ月ほど住んでから、夫は単身赴任になりました。
車がなくても困ることがない場所に住んでいたので、日常生活で特に不便を感じることもなかったのですが、出掛ける用事と言えば、食材を買いに行くか、予防接種、検診に行くくらい。
分からない事があると、常にネットで調べていました。
こんなのも私だけじゃなく、世の中たくさんいると思うのです。
そんな私が、あるとき、ベビーマッサージのチラシを見つけました。
5回で7千円くらいだったかな。
お母さんになったら、子供の為にこういうこともしなきゃいけないと思って、夫に聞いてみたら、
「この前もベビーヨガ行ってなかった?」
と言われ、こんなケチな男が、自分の旦那であることが嫌でたまらなかった。
それよりも、初めての子育てで子供のためにやろうとしたことを、私が楽しむ為に行ってると思われたことが悲しくて、それからそういうのに行きたいとか、絶対この人には言わないと決めました。
育休中で、手当てをもらってるとはいえ、給料よりは少ない。だから、相談もした。
こんな言われるなら、相談なんてせずに勝手に申し込めば良かったと思った。
正直、出せない金額ではなかったけど、行くなら二人で納得して、気持ちよく申し込みたかったのです。
収入を含めて、お金の管理、使い方は家庭ごとに違います。
千円が安いという家庭もあれば、高いという家庭もある。
値段に関係なく、使い道の価値観だって違う。
バランスボールのレッスンも1回1500円払うなら、ランチに行った方がマシという人もいるでしょう。
それが悪いことだとも思わないし、必要ないと思う人、そもそも全く興味がない人だっていると思う。
でも、言いたいのが産後ケアと趣味を一緒にしないでほしいのです。
命懸けの出産なのに、産んだら休みなしの育児がスタートします。
出産のダメージって、思ってるより大きいのです。
産んだら楽になると思ってたのに、産んだ後の方が辛いことがありませんでしたか?
交通事故などで怪我をしたら、徐々にリハビリを始めるのと同じように、産後にもリハビリが必要なのです。
それが、産後トータルケアクラスです。
岐阜では産後トータルケアはだいたい18000円します。
この金額が、出せる家庭、出せない家庭、出せるけど夫に言えない家庭、それぞれあると思います。
出せる家庭だけじゃなくて、検診のように、みんが平等に受けられるようになってほしい。
私は、産後トータルケアクラスを何度か受けましたが、申し込むことや、金額のことは一切、夫には話しませんでした。
また、あの時のような気持ちになるのが嫌だから。
本当は、夫婦で納得して理解して受けられることができたら幸せだと思う。
私は、夫からはっきりダメだと言われたわけじゃなく、
快くいいいよって言ってくれなかった=ダメ
なんだと自分で勝手に変換しただけ。
それを今でも引きずっています。
産後って、特にそうなりがち。
大事なことを省いて、結果だけ伝えてしまうことが多くなることで、夫婦のコミュニケーションも低下してしまいます。
産後、自分がいっぱいいっぱいの時に言われた何気ない一言をずっと引きずっていませんか?
もしかしたら、相手の言葉を正しく理解せず、勝手に変換してイライラして、そう思い込んでしまっているだけかもしれません。
自分の気持ちをしっかり言葉にして伝えていないことが原因になってることが多いはず。
だから、好きな人だけがやるのでなく、みんなが当たり前に受けられるような世の中になってほしいと思うのです。
今回の助成金申請は、産後1年未満のママたちのリアルな悩みを引き出せたらと思っています。
そして、その声をしっかり行政に届けていきたいと思っています。
だから、たくさんのママに参加してほしいし、力を貸してほしいです。
長くなっちゃいましたが、この件で色々考えるきっかけになりました(*^^*)