大阪・心斎橋の老舗占い館【占龍館】
代表の黄麗です。
『黄麗・真理への道』
8回目は「信貴山でびっくり 護摩焚き編」のお話です。
前回の記事はこちらです。
信貴山の玉藏院では、浴油堂という場所で毎日早朝から護摩焚きが行われています。
季節によって、始まる時間は違いますが、一番早い時は4時45分から始まります。
黄麗の後ろ姿
玉藏院に宿泊している時は、毎朝参拝しています。
院主様お一人の時は、黙々と護摩を焚かれますが、
もう一人、僧侶が同席する時は、観音経と太鼓を叩きながら般若心経と真言を唱えられます。
その太鼓を叩きながら段々と早くなっていく般若心経に、最初はびっくりしました。
激しく堂内に響き渡って、とても迫力があります。
初めての時も2度目の時も、必ず僧侶の方がおられて、
院主様とお二人で護摩祈祷をされていたのですが、
ある時、院主様お一人で、お経も太鼓もなく、静かに黙々と、
変わりなく護摩を焚かれているお姿に、
当たり前だと思っていたもの(僧侶のお供)が、無かったことに驚きました。
一年中、一日も休むことなく護摩祈祷は行われています。
護摩祈祷の時間は約40分間ぐらいです。
この火の奥に秘仏の毘沙門天王がお祀りされています。
浴油法は真言密教の諸々の秘宝の中でも、秘宝中の秘宝と言われています。
油を掛けてご祈祷する僧侶以外が見ることはできません。
年に2回、浴油講というものがあり、
その時は一般の参拝者もお祀りされている
奥の部屋に入らせて頂けるのですが、直に見ることはできません。
護摩焚きが終わった後は、
参拝者は結界の縄の下から手を伸ばして、火気を仰ぎ寄せ身を清めます。
また、左奥にお祀りされている刀八毘沙門天に参拝できます。
朝の護摩祈祷が終わって、引き続き、本堂にて6時頃よりご祈祷が始まります。
毎回、内観セミナーの最終日の朝に
受講生全員の方の福徳円満をご祈祷させて頂いております
続きはこちら!→その9・信貴山でびっくり弁財天編