成熟するためのハードルが高い恋愛とは? | 現実的アドバイス系占術鑑定師 山内笘立

現実的アドバイス系占術鑑定師 山内笘立

占いに関する情報や、普段の活動状況などを中心にお伝えしていきます。

今回は「成熟するためのハードルが高い恋愛」の特徴について、占い師の立場から思うところをお伝えさせて頂きます。

 

 

上記のYouTube動画でもお話させて頂きましたので、よろしければそちらもご覧頂けますと大変有難いです。

最初にお伝えしておきますと、私は「成熟するためのハードルが高い恋愛」について、『どうせダメだから諦めた方が良い』というスタンスでお伝えする訳ではなく、たとえハードルが高くても成熟する可能性はありますので、基本的には応援させて頂くスタンスで今回の内容をお話させて頂きたいと思っております。

ですので、その点はご安心頂いて大丈夫ですが、やはり
『成熟を目指すための事前の心構え』としてお伝えしておきたいと思っておりますので、その点も踏まえた上で一つ参考にして頂ければと思います。

まず結論から申し上げますと、私が思う
「成熟するためのハードルが高い恋愛」とは、『二人の恋愛的な立場に格差がある状況』であると考えられます。

二人の恋愛的な立場に格差があるケースですと、お二人の恋愛関係が最初の段階から対等ではなく、一方がかなり強い立場であり、もう一方がかなり弱い立場である状況となりますので、多くの場合、
『最初の段階から二人の本気度に大きな差が生まれやすい恋愛』であると言えるからです。

典型的な例としましては、
「既に別のパートナーがいる方とパートナーがいない方の恋愛」だと言えるでしょう。

つまり、一方だけが本気で恋愛をしている状況であり、もう一方は浮気や不倫をしている状況という事になります。

説明しやすいように、既に別のパートナーがいる方をAさん、パートナーのいない方をBさんとします。

この場合、Aさんの方はこの恋愛に失敗しても既にパートナーがいるため、言ってみれば逃げ道がある事になりますので、この時点で本気の恋愛にはなりにくく、既にBさんとは本気度に大きな差が生まれている事になります。

もちろん、形式上はパートナーがいたとしても、実質的には既に関係が破綻しているような場合であれば、現在進行中のBさんとの恋愛に本気で向き合い、最終的にはAさんが既にいるパートナーと別れて、Bさんと恋愛成熟する可能性も十分あると言えるでしょう。

しかし、やはり最初から既にパートナーがいるAさんの方が、明らかに恋愛的な立場では強くて有利な状況である事から、弱い立場のBさんがAさんに合わせざるを得ない関係である事に変わりはありませんので、お二人が成熟するためには、BさんがAさんの何倍も努力をする必要があり、その上でさらにAさんが既にいるパートナーと別れる気が相応に強い事が条件となるため、その点では
成熟するためのハードルが高い恋愛であると思われます。

他にも、例えばAさんは仕事柄、不特定多数の異性と関係を持ちやすい夜職などのお仕事をされていて、一方のBさんはAさんのお客様としての立場で、お金を払ってAさんに会いに行っているような関係の場合、こういった恋愛が成熟するケースもある事はありますが、どうしてもAさんの方が恋愛的な立場は圧倒的に強いため、お二人の本気度には始めから差が生じやすく、やはり
恋愛成熟するためのハードルは高いと言えるでしょう。

このように、
お二人の恋愛的な立場に差がある状況ですと、結果的にお二人の本気度に大きな差が生まれやすくなり、結果的に恋愛成熟するためのハードルが高くなってしまいますが、ここでいう恋愛的な立場の強弱というのは、相手を選べる立場の強弱という事であり、実質的にお二人のうちのいずれか一方のみに相手を選ぶかどうかの権利がある状況ですと、それはお二人の恋愛的な立場に大きな差がある事になってしまうのです。

ですので、必ずしも片思いの状況を指している訳ではなく、あくまで客観的に見て相手を選ぶ権利が対等に与えられている状況であるかどうかという事がポイントとなりますので、その点は混同しないようにご注意頂ければと思います。

改めまして今回の内容をまとめますと、
「成熟するためのハードルが高い恋愛」とは、『最初から二人の本気度に大きな差が生まれている恋愛』であり、その主なケースとしては、『二人の恋愛的な立場に格差があるケース』であると言えるでしょう。

ただ繰り返しますが、たとえ
「成熟するためのハードルが高い恋愛」であったとしても、恋愛的立場の強い方の意識と、恋愛的立場の弱い方の努力と行動力次第では成熟する可能性もあるため、大切な事は『自分は高いハードルに挑んでいる』という冷静な認識と心構えを持つ事だと言えますので、その点も踏まえた上で是非一つ参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きまして、どうもありがとうございました!