【65粟国島-4】2日目の午後、穏やかな中の心地よい緊張感。 | 陽だまりの線路

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鉄分(鉄道)は水分(お酒)等について、気ままに記録していきます。初期のものは、旅行に役立つ情報も含まれていそうです。

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毎度、復習から・・・・。
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/52127653.html
粟国(あぐに)島に着いて、
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/52144268.html
軽く散歩して、
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/52166637.html
夕食を堪能、しこたま飲みもした1日目。
前々回の記事「【65粟国島-2】2日目の午前、まず自転車で廻り始める。」
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/52175523.html
前回【65粟国島-3】2日目の正午、ホンモノの塩に魅せられる。
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/52208147.html
・・といった具合にあてもなく島をサイクリングしていながら、実は、ある感覚に包まれていることに気付いた。
 それは、明らかに、穏やかにのんびりした時間が過ぎていってはいるのだが、要所要所に研ぎ澄まされた心、というか、あるいは、敬虔な姿というか、そういったものがポイントされているように思えて、自身が次第に心地よい緊張感に包まれているような感覚に満ちていくのだった。

 洞窟(写真1)は、名所「てら公園」の近くのようだが、公園には、どうも自転車で道に迷ってしまって、うまく行けない・・。せっかくだからと洞窟を覗くが、度胸のたりないせんろさんは、すごすごと引き下がる。・・危険な動物がいないとの話なので、安心して見られるはずなのに・・。

 琉球石灰岩の、典型的な風景を眺めながら(もちろん、魔よけの「石敢当」も随所に見受ける)、いよいよ島内随一の絶景ポイントに向かう(写真2)。ここからの眺めは実に小気味の良いもので、適度に沖縄の情景を味わえる(写真3)。そこから、街のほうに向かって道を下っていくと、階段の備わった洞窟らしきものがあって(写真4)、全然関係ないかもしれないが、思い出した文章がある。
 それは、先ほどの、海塩研究所でいただいた雑誌に書かれていたものだ。・・この島では、人が亡くなると、棺を3~7年安置して、遺体が朽ちるのを待ち、その後、洗骨して骨壷でもって埋葬しなおす、という。先祖に対する畏敬の念・・など、確かに様々なことを考えさせられる文章だった(のだが、それは、ほんの自転車休憩の時間に目にしたものだった)。その舞台である、墓は、島の南西の凝灰岩をくりぬいて造られた墓所、とあって、ここがそうかどうかは全く判らないが、ふと思い出したのだった。

 さて、朝ごはんのあとは、塩しか舐めていなかったため、お腹は空くし喉は渇くしで、途方にくれながらサイクリングを続けていると、街に出た(写真5)。ここで、やっと発見したお店「粟島商店」でフランクフルトとさんぴん茶を購入、とりあえず夕食まではもちそうな感じになった。
 ・・と、ふと気付くと、そこに昨日僕に地図をスマートに渡してくれた青年たちが自転車に乗って現れた。・・一体、どこまでナチュラルなのか、まさに空気と和解している。しかし、その目は輝き、後で判ったことだが(そんな気はしていた)写真を撮る方らしい。・・氏の写真には、極めて強い生命力を感じる。僕はそれを「写真圧」と呼ぶことにした。「威圧」という意味ではなく(そのように意図すれば、そう撮れるであろうが)しなやかに力強く肌に気配が伝わってくる作品である。・・この島の情景はどのように撮られたのであろうか、気になって仕方がない。(僕は、単なる記録画像にすぎない自分の写真が悲しいよ、苦笑)。

 彼らと夕食時の宿での再会を合言葉に別れ、『ナビィの恋』のロケ地がどこかさっぱり判らないまま、せんろさんはさまよい続ける。島のパパイヤらしき木を見つけた時・・ヤブの中にヤギだ!?(写真6)・・かわいいので、写真を撮ろうとカメラを構えた、その時、・・ヤギはヤブの中から出てきて、せんろさんにアタック!!してきたのだ。しっぽを振っているので(犬と同じだろうか?)喜んでいるのかもしれないが、ツノがツンツンと当たると何だか怖くなって、せんろさんは叫びながら逃げ出した。・・その後もしばらくヤギは僕を追ってきた。
 後で聞いた話だが、ヤギは1頭だけをつないでおくのだそうだ。そうすれば、全てがバラバラになってしまうことはなく、ちゃんと集まってくる、とのことだそうである。

 宿に着いて、いよいよ、楽しみな2日目の夕食である(次回アップ)。