[企]楽天3連敗・・でも、感動したぞ! | 陽だまりの線路

陽だまりの線路

鉄分(鉄道)は水分(お酒)等について、気ままに記録していきます。初期のものは、旅行に役立つ情報も含まれていそうです。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 北海道の野球に対する感覚は確実に変わってきている。
僕がこちらに移り住んだころは、ほぼ全員が巨人ファン、みたいな感じだった。それはそうだろう、1年間に札幌などでの何試合かしかライブは観られず、もっぱらテレビで巨人戦、というのが北海道だったからだ。僕のような、阪神ファンは肩身が狭く、ましてや子どものころから応援していた日本ハムなどはその存在すら知られていないといっても過言ではなかった。
 
 しかし、あの、緊迫した日本ハム対楽天の第1戦
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/37133133.html
の終わりころ、電光掲示板に「阪神11-0巨人」の表示が。・・なんと、意外なことに、会場に失笑が満ちた。さらに・・そう、観客がこの場にいるということは、巨人戦TVを観ていないのだ。確実に何かが変わりつつある。こういうレベルの高い緊迫したいい野球をたくさんみて、野球そのものの楽しみが広まったらまた面白いだろうな、と思う。
 ・・しかし、そんな折、「楽天なんかに勝ってもなんだかぱっとしない」と喋りながら帰る子どもがいた。その気持ちも理解できないわけではない。しかし、それだけだと、「野球は相手があって成立する」ことを忘れてしまうかも。まあ、野球ファンでなくて、日本ハムファン、みたいなのがあってもいいと思うけれど。


 さて、第3戦である。今日は昼の汽車で自宅に帰る予定だった。札幌から3時間以上特急に乗って帰る(さらに自家用車約1時間)我が家。特急も1日に3本しかない環境である。
 しかし・・どうしても、もう1戦観たくなってしまい、急遽、乗車券の変更や観戦チケットの手配を、JRみどりの窓口で行った(徹底してJR北海道を使う)。

 昨日は、一場投手が本当に素晴らしいピッチングをしながら、無念の連敗・・。
http://blogs.yahoo.co.jp/senro129/37176122.html
今日こそは勝つぞ、と、ここ2日間でずっと気になっていた外野席に応援の場を求めた(写真1)。今日もハムを喰うとばかり、日本ハムのロゴ入りソーセージを一気に食べる。

 しかし、なんと初回で4点を失う破滅的な展開・・。早や、負けが決まってしまった。
野球場はほぼ全部が日本ハムファン。楽天側のライトスタンドも内野席も、日本ハムファンだらけだ・・。こんなに片寄った状況は初めてだ(写真2)。ケンタッキーおじさんすらユニフォームを着ている(コレは札幌駅地下の)。
 それでも、必死で応援する。・・点がとれない・・。
    ヒット1本がこんなに嬉しい!
    ホームランで鼻水が出るほど泣ける!
 こういう野球の観方ができたのは、幸せだ。・・だって、「ホームランたったの1本しか出なかった、腹立つなあ、すっきりしないなあ」なんて感じながら観るより、ずっと感動できるからだ。
 楽天の応援は、「写真3」くらいしかいない。恐らく、野球場全部でも100人いるかいないかだ(本当にそうかもしれないほど少ない)。外野は、ほんのひとかたまりだけ。でも、フェルナンデスのホームランでみんなで一緒に感動の涙を飛び散らせる。日本ハムファンは2万人以上・・。しかし、感動は負けていない!!

 ・・試合は悲惨な敗戦。
たった1人でラッパを吹き・旗を振り・応援の指導をしていた、関東から来たお兄さん・・、涙ナシでは語れない存在であった。試合後、楽天ファンがポツポツと、そのお兄さんに声をかけて帰る。お兄さんは、泣いていた(写真4)。僕も、もらい泣きした。
 バックでは、ヒーローインタビューの場でコンサート状態で歌い始めた日本ハム選手のパフォーマンスが続いている。・・このお兄さん(楽天応援団、というか応援人)を見ていると、そんな野球場の雰囲気が物凄く残酷に感じられもした。・・いつか、ひっくり返されるぞ、日本ハム・・北海道民の僕だが、そう感じたのだった。(現在絶好調なのは、とてもイイことなのだが・・)。

 ・・・・こうして、僕は、完全に楽天ファンになった。
(了)。