マンションって
全く同じ広さと間取りでも、
階数によって値段が違います。。
あたりまえですが。。
んじゃ、その価格差って
どうやって決めてんの？って
言われると、新築マンションの場合、
販売を担当している現場と
売主業者が検証をして
決めてゆきます。。
この作業、何度もやらしてもらったのですが、、
ホント、、マンションによっては
理不尽な値付けになってしまう場合も
多々あるんですよね～。。
そりゃあ、マンションの場合
上層階のほうが眺望が
いいわけなので、、値段が高くなっていくのは
当然なんですが。。
全体の売上総額が決められている中での
やりくりになるので、
どうしても、
売りにくいところを安くしすぎると
どこかにしわ寄せが行ってしまうんですね。。
そのしわ寄せは大概、
最上階、とか、ルーフバルコニー付き、とか
角住戸、とか
条件のいいお部屋に
値段を乗っけられていくわけです。
全体的に売りやすい物件ならば
違和感のない値付けが可能なんですが。。
そんな物件はごく少数だし、
あったとしても
全体の価格が高く設定される場合が多いんっす。
・・・でも、中古で
売りに出す場合は？
新築時の価格が他の住戸と
比べてどうだったかは
あんまり関係ないですね。
もう、その時の相場と
タイミングによって価格が決まってくる。。
新築マンション販売をやっていた時に
「中古でも資産価値が落ちない住戸がイイ」
というお客様も多く接客させて頂きましたが、、
値付けのからくりを知っているがゆえに、、
ホント、悩ましい質問でした。。
いつの日か、自分が値付けした
マンションで売り物件をお預かりしたとき、
どういうお話をするか、
ちょっと考えてしまう小川でした