パリ選手村はエアコン無し | 家族関係専門 こころセミナー

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 パリのオリ・パラ大会へ1ヶ月を切りました。

 

 街中を流れるセーヌ川で開会式を行うなど、あまり予算をかけず可能な限り現有施設を活用する大会を目指して、最後の詰めがなされているようです。

 

 しかし、ここにきて、選手村でのエアコン設備が常設されていないことへ、心配の声が高まっているとのこと。

 

 平年レベルであれば一番気温が上がる7月は、最高気温が25度前後のレベルですが、昨今では30度を超えたり、時に40度まで上がることがあります。

 

 欧州は、全体的に日本より緯度が高く、パリは北緯48度で、日本では北海道の稚内とほぼ同じ緯度になります。

 

 従い、室内エアコンや車内のエアコンも、装備されていない方が一般的です。

 

 今回の五輪大会で、選手村へのエアコンの配備が議論されましたが、床下の冷水パイプの循環で、温度を低く抑えることが可能だとして、温暖化に逆らうエアコン設置は止め、と判断したようです。

 

 しかし昨今の温暖化では、そうは言っておれなくなっており、各国の判断によって、独自にエアコン設置を行うことになったとのこと。

 

 予算の限られる国ではエアコン設置は行わず、結果、不公平感が露わになり、問題が顕在化しました。

 

 日本で新聞を見ていますと、パリは、先週は、最高気温が25度前後でしたが、今週は30度を超える日もありました。

 

 なかなか一筋縄にはいきません。

 

 一方で、選手が無理して熱中症になる事態は、是非とも避けて頂きたいものです。