性の多様化は、LGBTQに代表されるように、既に認知されつつあります。
そのような現代で、フィクトセクシュアルという概念も、少しづつですが知られつつあるとの事。
架空のキャラクターに異性としての魅力を感じる事です。
巷では既に実名で知られている男性ですが、アニメで出てくる初音ミクに本気で異性としての恋愛感情を持ち、５年前には結婚式まで挙げたとの事。
外食に行く時も、彼女の等身大の人形を持ち出して、一つのテーブルに座り一緒に食事を取るという、普通のカップルとしての行動をされています。
男性は、生の異性には興味はなく、この現在の状態で真に幸せを感じているとの事。
こうした傾向は、実は数十年前からあり、アニメがより文化として認められるようになった昨今、そうした動きが表立ってきているのではないか。
そうした見方をする専門家もいます。
このような傾向をとやかく言うつもりはありません。
世の中の多様化の一つのパターンとして、実際に存在していることは確かです。
昨今、少子化傾向が、レベルの大小はありますが、世界の先進国では共通した傾向として知られるようになってきました。
生の人間同士での、いわば恋愛や生殖行為が、自然なものとして考えられている中ですが、それは絶対的なものではないとする事で見れば、まだまだ世界には様々な現実が存在するかもしれません。
新たな価値観を知った思いをしました。