日本初となる、内臓脂肪減少薬が大正製薬から発売されました。
その商品名は「Alli アライ」。
腹囲(へその真上あたり)が、男性で85cm、女性で90cm以上の方、かつ既に運動や食事療法など行っているが、なかなか目標レベルの体重に届いていない人が、購入対象になるとのこと。
単なるダイエットではなく、いわゆるメタボ認定を受けた方が、購入可能となるわけです。
医者にかかり処方箋薬として投薬するのではなく、上記の条件と前提に、薬局の指導を受けた上で購入する形になるとの事。
海外では、こうした薬は一般市販薬として既に流通しているそうですが、日本ではこの4月からようやく一般販売可能になったようです。
副作用としては、食事後お尻から脂分が漏れる場合があるとの事で、紙パンツなどを履くことが推奨されるとの事。
以前、こうした内容のサプリを飲んだことがありましたが、なんとなくお腹が緩くなってしまい、下痢とまではいかないけれど、便が柔らかくなるのを経験したことがあります。
今回のはお薬扱いとなりますので、その辺りの作用がより明確に表れるのかもしれません。
人は中年以降は、必要とされるカロリーは減少していきます。
にも変わらず、元気で若い時と同じ食事スタイルを続けがちになります。
その結果、身体は肥満の流れに沿ってしまうことになります。
栄養バランスを維持しつつ、全体の食事量を減らすことで、中肉中背の体型は維持されます。
薬に頼らない身体を維持したいものですね。