完全解明に至らない自民党の裏金問題。
なぜ不記載を行ったのか、どのようにそのお金を使用したのか。
この2点の疑問に対し、なかなか説明に至らないのは、公表できない何かがあると思わざるを得ません。
今回の不記載問題は、許される内容ではありませんが、そもそも起訴され逮捕ないし起訴された秘書や会計責任者は、どう思っているのでしょうか。
トカゲのしっぽきりで、国会議員ではなく、スタッフが逮捕されるケースは以前からもよくあります。
とてもスタッフ自身が裏金作りを画策するとは思えないのですが、結果としては証拠が見つからず上司である国会議員は逮捕されない。
逮捕されたスタッフたちは、人がいいだけの人たちなのでしょうか。
こうした人たちを横において、国会議員は甘い汁依存症に陥ってしまっているような気がしてなりません。
本当に、国を守りたい良くしたい、国民の安全を守りたい、そのように思って政治活動しているのでしょうか。
もしくは、今までの政治活動の中で甘い汁を吸い、それが忘れられないので、また再び悪事に手を染めてしまう。
そのような行動に陥ってしまっているような気がしてなりません。
甘い汁は、脳がしっかりと覚えており、どこかで再び欲する気持ちが芽生えてくる。
ひたすら名誉・名声を求めて、それが得られれば人が寄ってきて、自分に頭を下げてくる。
脳がそれを気持ちがいいと思って、記憶にとどめてしまう。
もはや、政策が右に向かうか左に向かうかは、2の次になってしまう。
それを治療するのは、大変ですが国民しかいないように思います。
つまり、再選させないことです。
永田町がひどいパンデミックにならないためにも、気を付けておきたいものです。