「もしトラ」の不気味さ | 家族関係専門 こころセミナー

家族関係専門 こころセミナー

一生懸命なあなた、がんばり屋さんのあなた、でも時に空回りしてしまう、、、そんな時 ちょっと専門家と対話してみませんか! 吹田千里で心理カウンセリング開室中!

 米国共和党の大統領選挙予備選で、トランプ前大統領の勢いが止まりません。

 

 ニッキー・ヘイリー氏も善戦していますが、トランプ陣営の域を上回る事態にはなっていません。

 

 世界は、もしもトランプ氏が再び大統領選挙で勝利した場合、どうなるかと戦々恐々としているようです。

 

 彼の、いわゆるすごさは、今までの価値観の逆を実行する怖さではないでしょうか。

 

 米国がNATOから離脱する。

 

 台湾支持を止め、自国中心を加速させる。

 

 日本との同盟関係を解消する。

 

 核の増強を図る。

 

 ウクライナ侵略への軍備支援をゼロにする。

 

 ガザ地区のイスラエル統治を支持する。

 

 中国、ロシア、北朝鮮との国交を強化する。

 

 地球温暖化対策は無駄だとして、石炭火力を推し進める、などなど。

 

 つまり、刹那的自国第一主義を達成するため、各国との安全保障上の付き合いをリセットしたり、米国内の製造業を再生するため、世界との貿易を減らしていく等、極端な政策を押し通すことが予想されるわけです。

 

 ただしそれは、高い確率で予想されるわけではないですが、しかし無視できないことではあります。

 

 その意味で、予測不能とされるわけです。

 

 人の運を良くする考え方として、根拠のない自信感を持つ、というのがあります。

 

 トランプ氏は、まさにこのことを実践していると言えます。

 

 その意味では、運のいい人となるかもしれません。

 

 しかし、周りを不幸にしての考え方は、やはりバランスはとれず、結果的には 自分自身を不運に導く事にもなりえます。

 

 今年の11月の本選まで、いやでも関心を持ち続けることになりそうです。