阿蘇山……噴火 | 草センリのブログ

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サボテン、多肉植物、グルメ、四季折々の話題を中心に書きます。

おはようございます。


昨日、昼にソーメンをすすりながら、ふと目を山にやると真っ暗な……雨雲かなと思ってたら、ニュースで始まりました。
爆音も、風振もなく、全く噴火には気付きませんでした。





火砕流
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火口は、普段は雨水や地下水がたまって、エメラルドグリーンをしている。周りの崖から数ヶ所蒸気を噴き出している。
夜間ならば赤く見えるけれど、昼間は危険を感じる気配もなし。

火口見学は、水平距離で300mくらいの場所から(西側のみ)で、火口から1kmの①から車で登って来られる。

ロープウェーは5年前の地震と噴火で壊れ、撤去が進んでいる。①一帯は、土産物店などあり、駐車場になっている。バスも上がってくる。

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幸いだったのは、13日から噴火警戒レベルを「2」に引き上げて、火口見学を中止していたことである。

今回、数度の爆発を繰返して火口周辺に径500mほどの黒い筒が出来て、あっという間に①辺りまで流れ下ったと思われる。

上がったものは落ちるのが原理で、溶岩片・火山灰・火山ガスの火砕流が火口斜面を1分足らずで①山上広場まで流れ下った模様。
(時速100kmになるとも)

温度も数百度になるとも言われるが、多少冷えていたとしても、この火砕流じゃ息もできないやねえ。巻き込まれれば一息で、即心肺停止か!

また、900m離れた場所まで、30㎝大の石が飛んだそうな。

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②一帯は、火口から3km離れており、駐車場があり、火山博物館・展望台や、年中渇れない水溜まりがある『草千里ケ浜』では乗馬も楽しめる。

でも、最後の画像から見ると火砕流は「今にも迫って」くる恐怖感はぬぐえません。

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登山道:草千里から、西側のコースをたどり、①山上広場を迂回し、「砂千里」を歩いて、火口の向こう側(東側)を廻り、さらに東の最高峰の『高岳(1592m)』へと登ってゆくコース。

届けをしていた26人は全員下山が確認されて、何よりでした。

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③阿蘇駅(ここ):登山道(車道)は、山上広場まで15kmくらいですが、直線距離では8、9kmでしょうか。
「内牧温泉街」は、さらに4km遠ざかった北方の外輪山の麓にあります。

火砕流で思い出すのは、



【御嶽山の噴火】
2014年9月27日11時52分
58人の死者、5人の行方不明を出した痛ましい噴火でしたが、あの火砕流はものすごかった。


【地震倒壊の阿蘇神社】
前回の噴火は、地震に見舞われた2016年の10月8日で、36年ぶりでした。四国まで火山灰が飛び降り、ここらもかなり降灰しました。
まだ、手付かずの阿蘇神社も灰色一色に覆われました。

*拝殿は新設なり、山門は数年後の竣工を目指しています


秋の旅行シーズン全開で、やっと温泉街にも客や修学旅行が戻りつつあるのに、早や、問い合わせやキャンセルが来てるそうです。残念な…

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~仕方ありませんネ~
仮に、軽井沢に行こうと計画していて、浅間山が噴火した!ってニュースを見たら、やはり、ちょいと考えますもんねえ。

~でも、物は考え様で~
火口見学は出来なくとも、草千里の展望台から眺めた時、噴煙がもくもく上がってる方が、迫力ある風景とは思いませんか?
(もちろん、絶対安全を確保した上での話ですが)

ここは、火口から北側に位置していますから、冬場の降灰の心配はありません。