ひな飾り | 草センリのブログ

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サボテン、多肉植物、グルメ、四季折々の話題を中心に書きます。

こんにちは。

奇数、偶数
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陰陽説では、
奇数を「陽」と貴び、偶数を「陰」と下にみる。
奇数では、九を最も良しとし、それの重なる9月9日を「重陽の節句」として大々的に祝ってきたもの。


したがって、飾り物やお供え物に際しては、建前は奇数になるように気配りをしてきた。

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雛壇飾り
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この場合も、一段、三段、五段、七段をもって飾ることを良しとする。

一段目:内裏雛
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二段目:3人官女
三段目:5人囃子
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四段目:随身
 左大臣、右大臣、衛兵
五段目:仕丁の3人
 泣き、笑い、怒り
 向って左に橘、右に桜を端に配す
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六段目:雛道具
七段目:駕籠・重箱・車
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平安時代の都を移動するには、急ぐ必要もなく、貴族は「牛車」を、裕福な町民は「駕籠」を、後期に台頭してきた武士は「馬乗」を利用した。

武家社会になって、大名や身分の高い武士と家族や医者は豪華な「4人駕籠」を、町人はヨシズ張りの「2人駕籠」に乗った。

乗り物としての馬車が登場するのは、明治になってからのようであり、路面電車やバスにとって変わられたかな。


3月になりました。今月もお元気に、よろしくお願いいたします。