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育て方/②水やり
サボテンの育て方は「水やり3年」と言われるくらい、加減が難しいそうである。
しかし、これはサボテンの収集が進んだ際の話で、例えば人気種『兜』など、春先に慌てて水やりをすると、生育を始めていない場合、1回の水やりで数日後にはブヨブヨとダメにしてしまうケースがある。
水やりが必要かなあー、と思っても数日後に水やりをすればいい!って感じでしょうかね。
水やり
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1月│停止(月1)
2月│停止→控え目
3月│控え目
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4月│たっぷり
5月│1回/週
6月│
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7月│控え目
8月│
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9月│控え目
│→たっぷり
10月│たっぷり
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11月│控え目
12月│控え目→停止
│ (月1)
水やりを好む
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・柱サボテンの台木で有名な『袖ケ浦』や『竜神木』や『三角柱』
・ウチワサボテン
・『月下美人』、『孔雀サボテン』
・エキノプシス属の『短毛丸』や『世界の図』など
・スルコレプチア属の『ラウヒィ』や『アルビシマ』など
水やりを嫌がる
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春に数回、年間に5回ほどの水やりでよいものもある。当然、数年間育てても少しも大きくなった気がしない。
・スクレロカクタス属『白紅山』など
・コピアポア属『黒王丸』や『ヒポガエア』など
・エピテランサ属『月世界』や『小人の帽子』や『かぐや姫』
・ホマロセファラ属『綾波』や『王綾波』
※短期に大きくしたい場合、『袖ケ浦』『竜神木』に接ぎ木しますが、この台木は水やりを好みます。
さらに、多湿を嫌う
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・エキノマスタス属『大白殿』など
・ギムノカクタス属『紅梅殿』や『ビレッキィ V.マジョール』など
=水やりの仕方=
水やりをする場合は、頭から、鉢底から溢れでるくらい“たっぷりと”やる。
ただし
・綺麗な赤い刺を褪せさせたくない場合
・真っ白に本来が覆われている種
・蕾が着いている株
・花が咲き終わって花殻がまだ残っている時
は、頭から灌水しない。
水やりは2、3日晴天が続く日を選んで行う。
・夏は、夕方
・冬は、早朝ぬるま湯を
※身割れ、した場合は「ベンレート」など消毒剤を塗布するのが安全である。