怖い夢をみて「ハッ!!Σ(ll゚Д゚ノ)ノ」と目が覚めて、心臓バクバクなって、
「あ~夢か~~」と安心する時が最高に幸せ、せんらくやです。
体のどこかに痛みがあるから整体に来られるのですが、
その中でも整体しながらカウンセリング的になることもよくあることです。
お客さんにとっては心も体も包括的なメンテナンスになるのでお得なことです。
私にとってもお話を聴いている最中に「あ、うまく緩んだ!」という
手応えを感じることもよくあります。
そんな整体中に聴く内容の中に「子育て」に関することが、よくあります。
感情的に怒ってしまって、後悔してしまう。
手が出てしまう。
思ったとおりに動いてくれない。
教えたとおりにうまくできない。
イライラしてしまう。
何を考えているのかがわからない。
そんなワードが多いように感じます。
私も一応、二人の子の父親なので多少なりとは育児経験があります。
どれもこれも、私の経験に照らし合わせることができますし、
お客さんと同じ体験ではありませんが、似たような経験を思い出します。
立派な子育てをしたという自信はありません。
心理カウンセラー的目線でみると、いろいろ見えてくることはあります。
(もっと、はやくこの目線でみれたらよかったのにという思いはそっと横に置いておきます)
今日はそんな中でも「怒ること」に焦点を絞ってお伝えしようと思います。
「怒る」「叱る」「教育」「指導」
似たような言葉が子育ての中には含まれています。
私は国語の先生ではないので、
ひとつずつここで解説するわけにはいけませんが、
カウンセラー的にみて一番問題になるのは「怒る」ことです。
「怒り」とは「感情」です。
その感情のコントロールの話です。
私が経験してきた子育ての中で
一番アカンかったな~と思うのが、この「怒り」の感情です。
人間に感情があることは、子供たちは十分「知った」とは思いますが
人間は感情をコントロールできるものということを、うまく「伝えた」とは、自分ではいえません。
「なんで、これができないんだ!」
「なんで、こんなことするんだ!」
まあ、どこでも、誰でも言ったことのあるセリフでしょう。
このセリフ、どういうことなのか、ちょっと、突っ込んで考えてみましょう。
「なんで、これができないんだ!」
これは自分が「できると思っている」こと、
または、「できること」を含めた自分の未来予想、計画、プランの
その反対の「できなかったこと」が現実になったことへの
ギャップに対しての怒りではないでしょうか。
「なんで、こんなことするんだ!」
これは自分が「しないであろう」と予測していた出来事が現実になった、
またはその後の処理に手間や、時間が取られることへの
怒りではないでしょうか。
私自身、そんな、自分の物差し(見方や考え)と子供たちの言動が違った時に
何らかの「怒りの感情」が沸き起こり、それを立場の弱い子供にぶつけていました。
心理カウンセラーになる時の勉強で自分のことをみつめていく作業があります。
その中でこういうアカンかった自分を全部出していく作業はまさに地獄のような辛さでした。
おっと、子育てから、私のアカン話になってしまった。
しかし、この深い自己一致が効果的なカウンセラーには最も重要なのです。
結局、以前の私は自己一致ができていなかったのです。
人の本能の「感情」というものに支配されていた。
以前書いたブログ、
せんらくやブログ 「正解はいくつでもある~日野皓正さんのこと~」
の中でも、書いたように、
「実際に起こっている出来事と自分の気持ちを客観的に捉えて行動すること」
ができていなかった。
つまりは「怒りの感情」を「客観的に捉えていなかった」
という、状態だったのです。
もちろん、本能や感情はとても大切なものです。
それを否定するつもりは全くありません。
「怒り」の感情は自尊心を守るためにも大変、重要な感情のひとつです。
が、
怒りを「ぶつける行為」は「子育て」には必要なかったかな~と思います。
むしろ、ちゃんと「理解できない子供の状態」を受け止めて
「子供が理解できるように伝える」
または、「子供の理解能力をしっかり見極める」
「子供の考えや気持ちを聴く」という努力をもっとすればよかった。
と、今は思います。
親の「思っているようにならない」ことに対しての「怒り」は
子どもたちにとっては関係ないこと。
もっと言えば「こうあってほしい」「こうあるべきだ」という考えは
親の勝手な「妄想」「幻想」なのかもしれません。
例えるなら、私が100mを全力で走った時に(100m全力で走れるのか?!)
私のクライエントであるウサイン・ボルト氏に
「ヘイ!なんでYOUは、9秒台が出せへんねん!!WHY!」と
毎日、怒鳴られつづけるようなもんです。
(注意:これはあくまで例えです。
ボルト氏はおそらく、素晴らしく感情のコントロールができる人でしょう。)
このケース、100m9秒台で走れるボルト氏が走れない私の走力を理解できていない、
ボルト氏は「私の愛する専属整体師で、私が教えたのなら走れる」という、
ボルト氏の勝手な思い込みです。
(誤解のないように言います、あくまで例えです。実際は私は専属整体師ではありませんw)
私は走れないし、走りたいとも思っていない。
愛してもらって専属整体師にしてくれていることはとてもありがたいが、
気持ちをわかってもらえない辛さはある。
そして、唯一無二のクライエントで彼に嫌われると生活ができない。従うしかない。
(最後にもう一度も言います、あくまで例えです。実際は私は専属整体師ではありませんw)
これに似たような心の図式が子育ての中でもあるかもしれません。
「怒り」の感情は「子育て」には、必要ないのではないでしょうか。
これを読んで今までの自分の子供とのかかわり方を振り返り
ショックを受ける方もおられるかもしれませんが、自分を責めないでください。
心配しないでください。
親も子供と同じ時間軸で育っていっています。
子供が8歳なら、親も親としては8歳です。
誰も完ぺきではないんです。
今いるところから、始めればいいんです。
今回は「子育て」の「怒り」についてフォーカスしましたが
また、別のポイントについてもお伝えする機会をつくります。
いつ書くかわからないので、ブログ読み続けてください┏○ペコ
そんなダメだったやつですが
今回、深い自己一致から全力でテキストを作りました!
絶対に治療の力になること間違いなしです!
まだ間に合います!
ボディワーカーの方のみならず看護師さんにも
いいかもしれません!
ボディワーカーのための心因性疼痛症に対する
心理カウンセリング的アプローチ術 集中講座
●募集要項
▼内容 心因性疼痛症に対する心理カウンセリング的アプローチ術の傾聴技法の理論、実践方法、模擬施術までを3時間に凝縮した集中講座
(習熟するには、もちろん各自の修練は必要です。)
▼対象 心因性疼痛症に対して熱意のある整体師、治療家。
心理カウンセリングを施術に取り入れようと前向きに考えている整体師、治療家。
クライエントとのコミュニケーションに悩みを持っている整体師、治療家。
※既に心理カウンセリングの勉強をしたことのある方にとっては重複するところもあり、お金と時間の無駄になるかもしれません。
▼日時 2017年10月26日(木)14:00~17:00(途中約10分間の休憩を取ります。)
▼講師 整処千楽也 谷口哲也
▼場所 滋賀県湖南市 JR草津線 甲西駅北口 ロータリー内 美松プラザ1F コワーキングスペース今プラス(10月7日オープン、旧甲西駅前歯科)ミーティングルーム
▼受講料 ¥8000(税込)当日受付にてお支払い
▼人数 最小4名(4名を下回る時は実施しません)、最大12名(12名を超える場合は先着12名までに限定します。)
▼締め切り 2017年10月20日(金)
▼テキスト 受講料に含まれているので、当日受付にて受講料と引き換えにお渡しいたします。
▼持ち物 筆記用具 飲み物(最寄りのお店はドラッグユタカ(350m)セブンイレブン(550m)平和堂(700m)しかありません。)
▼注意 講座の内容詳細、パワーポイントの画像をSNSやブログにあげることはご遠慮ください。講座の様子、参加者の顔写真は許可を得てからSNSやブログにあげてください。
▼申込方法 氏名、ふりがな、住所地(〇〇県〇〇市など)、性別、年齢、携帯電話番号 治療家歴 参加動機を書いて「整処千楽也 谷口」まで下記メールへ申し込んでください。senrakuya(a)gmail.comの(a)を半角 @に代えたアドレスです。