無脂肪牛乳VSビール
勝者はビール。
この夏、自らのお腹によって確認できました。せんらくやです。
行ってきました、鈴鹿のゴールデンルートです。
シャワークライミングの解説はこないだ
せんらくやブログ「シャワークライミング(沢登り)~奥の深谷(比良山系)
で書いたので今日は割愛。
東近江は杠葉尾から入渓。
仙香谷を詰めあがり、適当なところから登って下ってツメカリ谷へ乗り越す、
そのままツメカリ谷を下って神崎川に合流して発電所に戻るというルート。
簡単なクライミング要素があり、明るい美渓と滝、地形を読んで道なき道を歩く楽しみ、
ダイブポイントがありという盛りだくさんの夏のアトラクションには最高のルートです。
この日は台風5号ノルー通過後とあって沢の水流、水量も増し、普段よりも迫力のある
シャワークライミングを楽しむことができました。
泳げなくても浮力のあるザックを背負ってロープで引っ張ってもらえます。
カッパがいないか確認しながら。
例年よりも水量増加で難易度も上がる。
安全を徹底的に確保しながら遊ぶ。
ナイトプールよりも絶対にこっちの方がインスタ映えする!
っていうのは私の主観。
青空に恵まれた。
大人が子供のようになれる場所は誰にでも必要です。
こんなジャンプをする山仲間は決して良い子の真似はしません(笑)
頭の中を空っぽにすることができる場所。
暑い夏は沢に限る。
先日行った比良山系の沢で残念な事故が起こってしまいました。
8月に発生、日本列島を通過した台風5号ノルーによる大雨の後で沢は増水。
難易度は格段に増していたことが想像できます。
今回の鈴鹿ゴールデンルート シャワークライミングの数日前に
今回のルートとは違うが、同じ鈴鹿、神崎川に私が行った時には
危険だと判断し途中で引き返していた、その日のことでした。
その日は鈴鹿でも本当に水量も多く流れが強かったです。
一緒に行った山仲間は数回、私も一回流されました。
もちろん、安全のためにロープで確保していたので、事なきを得ましたが、
沢の水流が流れと逆に沈む方向に流れる「エディライン」を経験。
沢と水の恐ろしさを十分に味わうことができました。
そして、その時に出会った5人組。
彼らはヘルメットとライフジャケットは付けていたものの
ハーネスやカラビナ、ロープなどの装備、ロープワークなどの技術、
撤退の判断もおろそかだったと思います。
本来ならば沢を下ったり、低い岩をつたって下りればいいのですが
沢に入れば流される状況、低い岩は沢の中に。
撤退するにも2m強ほどの岩から下りることができずに立ち往生していたところを
私が通過し、一緒に下りてくることができました。
楽しく遊ぶその裏では経験や知識、技術があることも知っておいてください。
山は平地と違います。