「山で夕日をみながら酒を飲む。」それが山を始めたきっかけでした。
「アルコール」・・・どんだけ軽量化してもこれだけは削れない装備です、せんらくやです。

ゴールデンウィークの三日間を利用して
再び歩いてきました、鈴鹿セブンマウンテン縦走。
前回は入道ヶ岳からのスタートでしたが
今回は復路ということで藤原岳からスタート。
しかも、前回は一人で寂しかったけど
今回は、心強い山岳会の仲間も同行(忘年会の時に酔った勢いで私が巻き込んだらしい)
天気も悪くない予報でテンションもマックス!


ちなみに、前回のはこれ。

http://ameblo.jp/senrakuya-blog/entry-12026429531.html

なんか、なつかしいな~


今回も備忘録としてまずは装備から。
ザックksultralightgear Ks50 登山靴 ヘッドライト(予備含め2コ)乾電池 雨具 救急用具(バンドエイド サムスプリント 三角巾2枚 ガーゼ ロキソニン 正露丸 軟膏 きず洗浄用水500ml) 地図 コンパス(予備含め2コ) 保険証のコピー 現金数千円 ナイフ ファイヤースターター 麻ひもをほどいた火口 エスビット 山専ボトル500ml カメラPENTAX WG-Ⅱ GPS(ガーミンGPSmap62S) 無線機(ヤエス VX-8G バッテリー予備2個)iphone ハイドレーション 浄水器(ソーヤーミニ) サバイバルシート タープ(アライビバークタープM)マット(サーマレストリッジレスト S) シュラフ(スパイラルダウンハガー#3) 耳栓 タイベックシート200×180 2枚(グランドシートとシュラフカバーとして) フリース ダウンジャケット ダウンパンツ バラクラバ 手袋 帽子 サングラス 8mm×4m補助ロープ カラビナ ノコギリ トイレットペーパー メモ用紙 油性ペン 鉛筆 ソーラーパフ ヒサカキの棒(トレッキングポールの代用)
行動食 キャラメル 塩分チャージ マコロン スニッカーズ ジェル 柿ピー
食糧 カレーメシビーフ 日清焼きそば(インスタントの食料はジップロックSサイズに移し替えておくとかさ張らない、この方法は山仲間のA氏にご教授いただいた) アルファ米炒飯 レーズンバターロール バケット フリーズドライビーフシチュー リンゴ2個 ビール350ml2本 焼酎200ml 
ウエアは前回3日過ごしても臭わなかったメリノウールの上下のベースレイヤーを今回も導入。
というラインアップ。
食料と寝袋以外は基本の日帰り装備なので重量は13、4kgってところでしょうか。
計測するのは忘れました(笑)


今回のテーマは緊急ビバークを想定したタープ泊。
これで軽量、快適な山泊を楽しむ。
ストーブは悩んだあげくエスビットのみ。
一眼レフカメラは今回はお家でお留守番にしておいた。

 

それでは鈴鹿セブンマウンテン縦走のドキュメントを写真たっぷりでお送りします!

6:00。
ゴール地点の椿大神社の登山者用駐車場で、参加メンバー3名全員が合流。
車を一台デポしておいて、一路スタート地点の大貝戸駐車場へ向かう。

その道すがらハセマイちゃんが「車で40分で行けるところを三日かけて歩くんだね」って。

チ───(´゚ェ゚`)───ン
それは言うたらアカン!(笑)


7:00、大貝戸登山口を出発。

 

8:50、一座目、藤原岳はガスの中。指が「1」なんです。

 

治田峠に向かう途中でついに念願のカタクリと遭遇!
毎年、場所と時期が合わへんかったんです。

 

くだらない話ばっかりしながら、何ともにぎやかに鈴鹿の山を歩いていく。

すると、セキオノコバを過ぎたところで、謎の白装束の何者かが!

・・・応援に来てくれたうちのカミさんでした。
無線で交信してたし知ってたけど。

普通に出てきてよ・・・

 

分岐のところで昼食を摂ってから竜ヶ岳山頂へ向かう。

 

13:00 二座目、竜ヶ岳。

いい天気の竜ヶ岳は山ビギナーの家族連れも多い。

「このルートに行きたいのだけど、子供を連れて行けますか?」と聞かれることも。

「行けることは行けるやろうけど、何か事故が起こった時には携帯も繋がらないし

何かバックアッププランはありますか?そのリスクを知ってから判断してください。」

と答えた。

その他にも体力に見合わない計画で遭難予備軍の組がいた。

もちろん、即刻引き返すようにお話しした。

「また、計画を立て直してきてください。」とも、お伝えした。
山は怖いところと人は言うけど

山はいつも同じ、遭難の原因は人にあるんです。

 

14:30 スタートから7時間半が経過したところ

給水ポイント、石榑峠着。

山友のMちゃんが応援エイドに来てくれていた!

山でのフルーツとコーラは最高だ!

翌日、仕事のカミさんとはここでお別れ。

 

そして、給水ポイントでハイドレーションのふたを落として救出中。

「こんなところで、落とすやつおるんよな~」と言われた直後でした・・・

 

 

石榑峠から幕営予定地の八風峠までは

鈴鹿縦走の洗礼である、急登とアップダウンが続く。

心が折られる区間ではあるが、とっておきの「不幸中の幸いゲーム」で

R太郎くんのモチベーションを上げることに成功(?)

 

 

16:40 幕営予定地の八風峠に到着。

風が避けることができるポイントはふかふかの落ち葉のじゅうたんが

敷き詰められていて、寝心地もよさそう。

それぞれ、ツェルトを張って、楽しい夕食の準備にかかる。

ハセマイちゃんはこんな演出も(笑)

 

R太郎くんは夕日をみながら、長い脚を休める。

 

タープをオープンモードでにして寝袋に入って湯が沸くのを待つ。

 

が、全然沸かへん。

やっぱりエスビットで500mlの湯を沸かそうとしたのが間違いやった(笑)
これは、コップ一杯分の湯を沸かすものだったと改めて承知する。
ちょっと薪を足してハセマイちゃんに煙たい思いをさせる。(^_^;)

 

日が暮れるとクローズモードでテントのようにトランスフォーメーション。

缶ビール1本、焼酎のお湯割りもなくなったことだし

歯を磨いて、明日の山行に備えて寝ることにする。

風の音が気になるので耳栓は役に立つ。


と、1日目はここで終了。

次回2日目の様子はまた次回!

 

 

そんな私が講師を務めさせていただく

山登りベーシック塾!
絶賛受付中です!

https://doc.co/P2wxGv