せのしすたぁ『I'm sick too!!!』全曲解説② | せのしすたぁオフィシャルブログ Powered by Ameba

せのしすたぁオフィシャルブログ Powered by Ameba

せのしすたぁオフィシャルブログ Powered by Ameba

6. 恋キラキラ
この曲はもう4年位前に作った曲です。
初代せのしすたぁ(瀬乃∞しすたぁ)に作った曲ですが、ご当地アイドルブーム前だったので披露する機会はほとんどありませんでした。
歌詞はメガネ女子の事を歌っています。僕達の住む福井県はメガネフレームの産地なので、こういう曲を作りました。所謂「ご当地ソング」です。

「おもいきって I Hold You」同様、ビートじゃなくてメロディーで踊らせたいと思って作っています。
それくらいメロディーのキャッチーさには気をつけています。
この曲はサビで転調していますが、Aメロ→Bメロ→サビの流れがしっかりと抑揚がある感じを心がけています。
かといってサビで取って着けた様なメロディーがくるのはイヤなんで、それも自分の中の曲作りのルールとして心がけています。


7. NOW (初音源化)
せのしすたぁが今のまお、みか、ゆーたんの新体制になった時に初めて作った曲です。
その当時不安だらけのスタートだったので歌詞の内容も「今しかない」という内容になっています。
アイドルは、特に僕らみたいな「ご当地アイドル」の寿命は短いです。一年後、半年後はどうなっているか僕にも分かりません。
だからこそ「今」を精一杯やるしかないんです。
ただ、あまり湿っぽくなるのはイヤなので少しコミカルな内容になっています。
「先のことを考えるより今はみんなで踊ろう!」という感じです。
この曲自体は2日で作りましが、バックトラックは一番カッコよくできたと思います。
音数が多いのでごちゃごちゃしていますが、この騒がしい感じが「今」を表現しています。
元々別の曲のサビだったメロディー「あっちもこっちもしょうがない♪…」という所を無理やり入れてCメロにしています。
この曲もサビで転調します。転調することでエモーショナルな効果を出しています。
今のせのしすたぁにとって大事な曲です。

8. ワタシアイドル –Seno Remix-
一番ライブでやっている曲です。
原曲はアミ~ガスという母体グループの曲です。当時まだアイドル運営に関わって一年くらいでした。その時のメンバーの話を聞いてメタ視点のご当地アイドルソングを作ろうと思って作りました。
やっと北陸にもご当地アイドルブームが来た頃でした。周りのグループがAKB的なギターロック調のBPMの早い曲を用意してくるところに狙って遅い曲で踊りやすい曲を作りました。
今でもこの曲が個人的にも作詞、作曲、編曲のトータルで一番優れた曲だと思っています。もうこんな曲作れないと思います。
今でも何をモチーフにして作ったのか分からないです。覚えてないです。
どうかしてたと思います。

9. 戦いの合図 –Seno Remix-
この曲も原曲は母体グループ、アミ~ガスの曲です。
本当に2日くらいで作詞作曲した曲で特に思い入れはないですが、メンバー内人気が一番高い曲だったのとファンの方にも人気の曲だったので、せのしすたぁでもやりたくてアレンジしなおしました。
もともとNMB48の「北川謙二」という曲を真似てサンバっぽく作りましたが、このバージョンはその部分を排除してパーカッションを抜くかわりにドラムの音を強調しました。
歌詞の内容は恋敵との三角関係を歌った内容ですが、当時他のグループとの対バンが増えた事もあって恋敵の女の子を対バングループに仮想しています。

余談ですが
Cメロ終わりでファンの方が叫ぶ「ゆいちゃん」コールはアミ~ガスのセンター「ゆい」の事ですが、せのしすたぁのゆーたんも本名は「ゆい」なので、そのままになっています。


10.ラストチューン –Seno Remix-
この曲も原曲は母体グループ、アミ~ガスの曲ですが、元々はせのしすたぁ用に作った曲でした。
作った当時は旧せのしすたぁのメンバーが辞める事でグループの存続が不透明だったので、急遽アミ~ガスの曲として発表しました。
当時は本気で「もうこの曲でせのしすたぁは最後の曲になるかもな…」と思って半ばヤケクソで作りました。
そういう意味での「ラストチューン」でした。
ただ、これもそのまま湿っぽくやるのはイヤだったのでコミカルな内容にしました。
「ワタシアイドル」並みにメタっぽい歌詞にしました。
ご当地アイドルの生命線「物販」を歌った曲はなかなかないと思います。
次やるなら何かメタソングを作るなら「アイドルソング」自体をメタ視点で歌詞にしたいと思っています。

曲調自体はAメロ、Bメロがマイナー調でサビでメジャー調になります。
この形は無料配信している曲「ハートブレイカー」でもやっています。
途中で何回もシンセソロが入ることでよりお客さんの沸ける部分を作っています。

サビはコードが細かく進行する事でスピード感を出しているのと騒がしい感じを出しています。
サビのメロディーはももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」を参考にしています。