2007年6月~2007年8月


地元レディースクリニックに通うのをやめ、不妊治療を一時中断。


仕事もピークで深夜タクシーが週2、3日続くことが多かった。

ちょうど貧血が悪化したので、会社の近くの病院に鉄を貰いに病院


そこはロビーにグランドピアノがありホテルのような高級感が漂う病院。

診察は的確で予約もできるので、過去に貧血治療で時々通っていた。


が、久し振りの通院で初めてその存在に気づいたのが

リプロダクションセンター(不妊治療科)

灯台もと暗し。。

このセンターは土日診療もやってて会社も近い。

翌月よりこの病院で私は不妊治療を再開することにした。


ここの院長は卵のサイズにこだわり、

排卵前の私の卵胞が直径2.6mmだった時は、

「ヒョー、大きな卵だね~!!」ってテンションアップ↑


ここは先生が4~6人いるけど、内診&診察まで3時間待ちは当たり前。

でも待合室にはクラシックが流れ、ソファはゆったりしててかなりグッドな環境♪おんぷ黄色病院通いのストレスはほとんどなかった。


ここでは先生に薬の大量投与は周期が狂うので使わないで欲しいと要望。最初の2か月の治療内容は下記のとおり。


2007年 6月 自然周期で排卵を確認。周期も28日間に戻る。 ホーッ

2007年 7月 AIH実施 飲み薬なし+AIH前日のHCG(排卵誘発)→陰性 

         

まともAIHは今回が初めてだからしょうがないと、それほどショックを受けていなかった。

が、それももつかの間。


当時の担当医が有無を言わせない怖い感じの女(不妊治療に多いタイプね)の先生で、一言。

「超音波で子宮に影が見えるので子宮内視鏡検査します。」


翌日の検査、痛さはもう忘れてしまったが、子宮内でカメラが捕らえた光景にショックガーン

そこにはおできみたいな塊がいくつか映っていた。グロイ。。。


先生からは手術を勧められた。

「子宮内膜ポリープですね悪性か分かりませんが、着床に影響するのでお勧めします。」


私の不妊の原因は子宮内膜!?

驚いたのと同時に、2か月目の診察で発見した先生の腕の高さに感動。

人生初の手術


翌週より会社を2週間休んで臨むことにした。

2006年10月~2007年6月

最初に通った病院は地元駅前のレディースクリニック。

このクリニックは一言で言うと「下町の個人診療所」


でもなぜか看護婦と受付スタッフは全員若くて美人揃い。


ちなみにここのI 院長は不妊治療の雑誌「赤ちゃんが欲しい」でよくコメントしている。

このクリニックも当たり前のように混んでて、待合室には常に30人ぐらい。

中には座る椅子がなくクリニックの外で待つ人も。


先生は院長一人のみ。もちろん診察も内診も処置も秒殺。


1ヶ月かけて血液、卵管造営、精液などの一通り検査した後、

「奥さんは異常ないな。ちょっと旦那さんの精子が元気ないから、

来月より人工授精(AIH)だね。今日からクロミッドと注射打つね。じゃ。」

と一言。 

まだ不妊治療ビギナーの私に一切、質問の余地を残さず終了。


とにかく回転率重視で説明は極力省くコミュニケーションスタイル。

(まぁ、不妊治療分野に往々に見られる傾向だけど)


正直、クロミッドという薬と排卵日前後に3回打たれた注射(ラベルにはHCGとあった)が何故必要なのか分からないまま私は治療を続けた。


結果、半年で2回のAIHを受け、結果は下記の通り。


2007年1月(1回目) 陰性 AIH当日に排卵済み (オイッ!)

2007年4月(2回目) 陰性 AIH後も排卵が来ず (もしも~し?)


しかもクロミッドとHCGの副作用でお腹は毎日張りまくり!

院長に相談しても「よくあるから」で済まされたが、

今考えるとOHSSの症状の手前だったと思う。

ちょうど海外の出張もあったりしたのに、よく自分は動けてたと思う。エライ!


が、2回目のAIH終了後

通常28日で来る生理が来ずなんと40日後に( ̄□ ̄;)

人生初。。。

妊娠どころか生理周期が狂ってしまう結果に。 ※KLCの説は正しい!?


しばらく不妊治療と自分を見直すため治療一時中断。

そして2か月後、

私は下町のクリニックに別れを告げ、都内の某高級病院に通うことに。。。

人生、努力しても結果が伴わないことがある。


私の場合「子供ができない」ってこと。


私たちは26歳で結婚。


28歳で実家のそばにマンションを買い、さーぁ子供を作るぞ!!って準備万端。


が、いざとなると妊娠する気配なし。


ん!? どういうこと?避妊やめたのに、なぜ出来ぬ?


当時入社5年目で残業や海外出張が多かった「働きマン」な私は

あまり深く考えずやり過ごしてしまった。


そしてさすがに1年が経ち、自体の深刻さにようやく気づいた私は、

ついに地元のレディースクリニックに通い始めることに。


っていうか遅ーッ(/TДT)/って、今考えると突っ込みたくなる。


でも、それが迷える長~い不妊治療のはじまり(・ω・)/