2006年10月~2007年6月

最初に通った病院は地元駅前のレディースクリニック。

このクリニックは一言で言うと「下町の個人診療所」


でもなぜか看護婦と受付スタッフは全員若くて美人揃い。


ちなみにここのI 院長は不妊治療の雑誌「赤ちゃんが欲しい」でよくコメントしている。

このクリニックも当たり前のように混んでて、待合室には常に30人ぐらい。

中には座る椅子がなくクリニックの外で待つ人も。


先生は院長一人のみ。もちろん診察も内診も処置も秒殺。


1ヶ月かけて血液、卵管造営、精液などの一通り検査した後、

「奥さんは異常ないな。ちょっと旦那さんの精子が元気ないから、

来月より人工授精(AIH)だね。今日からクロミッドと注射打つね。じゃ。」

と一言。 

まだ不妊治療ビギナーの私に一切、質問の余地を残さず終了。


とにかく回転率重視で説明は極力省くコミュニケーションスタイル。

(まぁ、不妊治療分野に往々に見られる傾向だけど)


正直、クロミッドという薬と排卵日前後に3回打たれた注射(ラベルにはHCGとあった)が何故必要なのか分からないまま私は治療を続けた。


結果、半年で2回のAIHを受け、結果は下記の通り。


2007年1月(1回目) 陰性 AIH当日に排卵済み (オイッ!)

2007年4月(2回目) 陰性 AIH後も排卵が来ず (もしも~し?)


しかもクロミッドとHCGの副作用でお腹は毎日張りまくり!

院長に相談しても「よくあるから」で済まされたが、

今考えるとOHSSの症状の手前だったと思う。

ちょうど海外の出張もあったりしたのに、よく自分は動けてたと思う。エライ!


が、2回目のAIH終了後

通常28日で来る生理が来ずなんと40日後に( ̄□ ̄;)

人生初。。。

妊娠どころか生理周期が狂ってしまう結果に。 ※KLCの説は正しい!?


しばらく不妊治療と自分を見直すため治療一時中断。

そして2か月後、

私は下町のクリニックに別れを告げ、都内の某高級病院に通うことに。。。