余計な親切心は仇となる | 非常な人間ほど成果を上げる、わずか37日で社会で成功する最強の仕事術を継承します。

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これはルネサンス期の思想家、
「ニッコロ・マキャベリ」の哲学をもとにした
“現代ビジネスでも勝つための処世術読解”です。

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んにちは、senoo@猫です。


今回は
「余計な親切心は仇となる」というお話をします。

行き過ぎた親切はかえって害にしかならないということです。




一般的には、
“親切なことはよいこと”
だとされています。


親切な人は、
他人との関係も良好に保てますし、
恨まれるということも少なくて済むでしょう。




ですが、
時には好意で行った親切が、
“結果としては本人のためにはならない”
ことがあります。




また、
親切でも度が過ぎると、

「親切の押し売り!」

となってしまい、
相手にわずらわしい思いを
させてしまうこともあるのです。




こうしたケースの
もっとも身近な例として、

“親子の関係”

があります。


近年においては、
少子化の影響というのもあって、
1人っこの家庭というのも増えてきています。




「子供には愛情を注ぐのが親としては当然のこと」

とは思いますが、

“あれもこれも”
と親がすべてをやってしまっては、

子供は自分では何もできないままで
成長してしまいます。




また、

子供に自立心が芽生えた後でも世話を焼きすぎてしまうと、

それがわずらわしくなった子供が反抗的になったり、

親子関係がぎくしゃくするなどの問題が起こり始めます。




こうした状況をビジネスの場に置き換えて考えると、

・新入社員

・部署変更で新たな仕事に取り組む人


などが当てはまることでしょう。




新しい環境に置かれて、
慣れない仕事に四苦八苦し、
いつも上司に叱られている。


そんな様子を目にしてしまうと、
ついつい手助けしたくなるものです。




人は新しいことを始めた場合、
大抵は慣れるまで苦労することになります。


しかし、
苦労している状態というものは、

「学習をしている」

ということなので、
苦労している本人にとっては、
必要なことなのです。




そこで過剰な手助けをしてしまうと、
親子関係のケースと同様に
本人は成長できなくなってしまい、
結果的には本人のためにもならないのです。




さらに言えば、

自立心が強く、プライドが高い相手であった場合、

手助けをすると

「お前じゃだめだ!俺がやってやる」

と言われていると受け取られてしまうこともあるようです。




あなたが好意で行った親切が、
相手にとっては

「馬鹿にされた」

「能力を軽く見られた」


と屈辱を感じさせることにもなってしまい、
感謝されるどころか恨まれてしまう。


これほど“損なこと”はないでしょう。




他人に手を差し伸べること自体は、
けして悪いことではありません。


ですが、
手助けをする度合い、
さじ加減が重要なことなのです。




「親切も行き過ぎれば迷惑」になる。

今、手助けすることが相手のためになるのかを考えることです。




マキャベリの言葉に

「常に考慮しておくべきことのひとつは、
 人の恨みは悪行からだけでなく、
 善行からも生まれるということである。

 心からの善意でなされたことが、
 しばしば結果的に悪を生み、
 人に恨まれることが少なくないからである」

という記述があります。




他人に親切にしたあとで、
“恨まれる”
と考える人はまずいないことでしょう。


そのため、
のちには「背中から刺される」
ようなことが起こる可能性もあるのです。




誰かを手助けしようと思ったときには、
行動を起こす前に

「本当にそれが相手のためになるのか?」

ということを考えてみましょう。




~~~


親切も行き過ぎると迷惑になる


人に親切にする
:親切なのはいいことだ!




・適度な親切
喜ばれてより関係も良好に



・過度な親切
迷惑がられてときには仇になることも!





最後まで読んでいただきありがとうございます。