先日、仕事から帰って来て自宅玄関を開けようとした時に、玄関脇の雑草の中に小さな黄色い花が咲いているのを見つけた。
それから、毎日ずっと気になっていた。
朝、出掛ける時には気付かないのだが、夜帰って来た時に気がつく黄色い花なのだ。
薄暗くなって、夜を迎える時間にきれいに咲いている小さな花に、何となく心奪われる…。
「夜に開く花…」
そんなけなげさを感じる花は、なんて言う花なのだろう…って思った。
で、調べてみると、これが「マツヨイグサ」というものだと知った。
大正ロマンを代表する竹久夢二の詩「宵待草」に唄われている、あの花だ…。
こうしたけなげではかなさを感じる姿が、日本人の心には響くようだ…。
自分も心を奪われたので…。
ということで、今夜はネットで「宵待草」の歌を探して聴いたりしている…。