すぐには書けなかったのだけど、ちょっと時間が経って気持ちも落ち着いてきたので…。
今月の初め、愛知県で大学生活が始まった末娘からLINEで写真が送られてきた。
写真と一緒に、「行けないので、行って欲しい…」との言葉があった。
写真は、葬儀の日程を知らせる通知だった。
そこに書かれている名前を見て、正直混乱した…。
末娘と同級生で、小学生時代同じ学童野球チームにいた子の名前だった。
いたずら好きで、練習中にふざけてよく怒られる子だった。
合宿の時には夜中になってもなかなか寝ないでうるさくしていて、見回りをしていた保護者会長の自分も怒ったりした思い出がある。
いつも元気で、すばしっこい俊足の1番バッターだった…。
あの子が…?
当時の姿しか思い出せないので、信じられない気持ちだった。
末娘には、中学時代の友人グループのLINEで連絡が来たそうだ。
お通夜に行ったが、たくさんの人が来ていた。
当時の学童野球時代の関係者にも、何人か再会した。
お焼香をして、お父さんお母さんにも挨拶して来たが、何と言ったら良いのか言葉が見つからなかった。
子供が先に逝ってしまう…。
それを考えると、どうにも胸が締め付けられて言葉が出なかった…。
家に帰って来て、あの当時の写真データを見た。
あの当時の子供たちの姿が蘇って来て、懐かしかった。
あの子も、みんなと一緒に元気に笑っていた。
学童野球チーム最後の試合の後、グランドで保護者と子供たちとみんなで撮った写真があった。
あの子もお母さんと一緒に笑顔で写っていた。
あれから7年か…。
長いような、短いような…。
みんな今年19歳になり、来年は成人式。
それでも、ここで人生を終えてしまうなんて、早すぎるよ…。
末娘は、埼玉県から愛知県に行ったけど、成人式で地元の友達と再会するために、住民票は群馬県に戻している。
末娘ももちろんショックだったと思うが、自分も本当にショックだった。
今でもあの頃の元気で飛び回っていた姿しか、思い出せないのだ…。