昨日からまた更に寒くなった感じだ。
老人ホームで暮らす方々の中に風邪気味のような方が出てきている。
自分たちだって急に寒さを感じるようになっているので、ホント気を付けないと…。

さて、昨日から長女が高校の修学旅行へ行っている。
昨日は始発で学校へ行くとかで、駅まで車で送って行ったが、荷物って前もって現地へ送っているので実に楽なスタイルで出て行った。
今はみんなそうなっているんだ…。

自分の高校修学旅行の思い出って、いろいろと印象に残っている出来事がある。
夜、みんなでどうやってお酒を飲むか…ということで、あれこれと知恵を絞ったことを思い出す。
で、一人が宿の近くの酒屋へビールを買いに行ったのだ。
もちろん、高校生である自分たちに、修学旅行の宿舎のある地域の酒屋さんがビールを売ってくれる訳もないのだか、一番背が高く大人っぽく見える友人が行って、怪しむ店の人に「高校生じゃねえよ!」なんて言っていたら、売ってくれたのだ。
よくまあ売ってくれたものだ…と。
あの友人は、見た感じは確かに大人っぽく見えたが、野球部だったので坊主頭だったのに…。
こうして買ってきたビールにみんなで歓喜した思い出が…。
何だかんだ言って、大人が決めたルールに対して、どうやってそれを破るか…ということを考えていたような気がする。
何だったのだろう?あの気持ちって…。
別にお酒が飲みたいわけではなく、ルールを破る…ということを、みんなで協力して成し遂げたかったような…。
身近にいる先生という大人に対しての反抗心…?
ルールを破りたいなら、修学旅行へ行かなかったり、学校を辞めたりすれば…と考えると、そこまでのことはしたくない。
修学旅行や、学校へ行くのは楽しいのだから…。
本当に悪いことはしてはいけないということはわかっているけど、ちょっと悪いと言われることをやってみたいような感じ…。
集合時間には集まるし、決められたコースを回るけど、消灯時間が過ぎても夜は寝ないで起きていて、できればビールなんて飲んでしまおうか…と考える。
あの十代の、生活が守られている中での、ささやかな反抗心が何とも子供なのだが…。

そんな自分のことを思い出しながら、修学旅行へ行く長女を見ていた…。
どんな修学旅行の思い出を作ってくるのやら…。
親としては、できればビールは買いに行かないでもらいたいが…。