「障害者には〇〇が出来ない」という社会からの先入観 | ろんろんのスポーツ&健康ブログ

ろんろんのスポーツ&健康ブログ

スポーツ&健康に関する情報を紹介します。

マメは12月28日

 

個性豊かな「障害者」が活躍する病院 命を守る医療現場を支えるスタッフたち【報道ランナー】https://www.youtube.com/watch?v=cVYjby_Olw8

 

という記事を見つけた。

 

まずマメはこの動画を視て

テレビドラマで注目された「白い巨塔」で描かれているように

権威・伝統の塊と考えられる大学附属病院で障害者が働いている姿に感動と興味が沸いた。

 

恐らく全国の大学附属病院では唯一の実践例であろう奈良県率立医科大学付属病院での取り組みは、我々障害者にとっては、一筋の希望の光とも言えるのではないか?

今回動画に登場した人事課障害者雇用推進係の岡山係長の「法定雇用率は負っていません。こんな人達と働けたらなあ。」というインタビューでの発言は本心であろう。現在でも法定雇用率を守るだけの為に一時的に障害者を形式的に雇っている事業所が星の数ほどある中で、岡山係長のこの発言を「どうせ視聴者向けに建前で話しているのだろう。」と考える人も多いであろう。もし岡山係長の発言が口先だけの建前論ならば白い巨塔で障害者を39人も就労させ続けることは出来ない筈。

【更新版!】障害者雇用率ランキング2020 ~上位の企業と障害者雇用の現状~https://www.atgp.jp/knowhow/oyakudachi/c1497/

紹介した病院のように、残念ながら我々障害者が就労・資格取得等生活を営む上でのバリアの1つは欠格条項だ。

欠格条項

"障害者には危険で不可能"とされてきた分野も、確かに変わり始めている。 欠格条項とは、特定の地位や職業につくこと、社会的活動にかかわる資格要件を欠く事由(欠格事由)を定めて権利を制限する法令規定である。

障害者に係る欠格条項(63制度)一覧   https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n221/n221_01-03.html

平成11年(1999年)内閣府は欠格条項を見直したが、全廃はしていない。

 

内閣府 /  欠格条項の見直し

https://www8.cao.go.jp/shougai/honbu/jyoukou.html

 

 

福祉・介護分野の現場に長年携わっている人であっても親切心とリスク回避の為に「障害のあるAさんには危ないから、〇〇をさせることは出来ない」と考えている人が非常に多い。

そのような我々障害者への親切心とリスク回避策は最小限に留めて欲しい。理由は「障害があるから私は〇〇が出来ない。」と当然のように答える当事者が多いからだ。