「鶴唳華亭」全60話 &「別雲間」全12話 観了しました!
今回は、★★★★☆ かな。。。
南斉国の皇太子 蕭定権(演:罗晋ルオ・ジン)は、幼い頃に母と妹を亡くし、
皇帝である父からの寵愛を受けることなく育つ。
それゆえ、父に認めてもらいたい一心でなす行動が負の連鎖に巻き込まれ、
陥れられ、宮中で猜疑心と恐怖で孤独に暮らしていた。
そんな蕭定権のよき理解者であり、師でもある卢世瑜(演:王劲松ワン・ジンソン)
のもとで、朗らかでありながら強い意志を持つヒロイン・陸文昔(演:李一桐リー・イートン)と出会う。。。が、
ヒロイン陸文昔の容姿を知らぬまま、何度か交わす会話とチラッと見える
かすかな姿に徐々に惹かれていく蕭定権。。。
度重なる陰謀と苛烈な運命に翻弄される二人の愛と人生の物語を描く宮廷時代劇。
詳しい内容はこちらで↓
いやぁ〜久しぶりに長いドラマでしたぁ
でも作りがしっかりしているせいか、あまり長く感じなかったのもたしか。。。
久しぶりに着実な時代劇をみた気がします。
評判通りの内容で、オープンセットもメイクや衣装へのこだわりも、
それに負けないくらいの俳優陣も。とにかくすべてのスケールがデカい
私が感じたこのドラマのこだわりといえば。。。
まず太子役の罗晋ルオ・ジンさんの圧巻の演技には、引き込まれました
毎回といっていいほど、ずーっと泣いていた太子。
だけどどのシーンの涙も違う表情で、ほんと。。。
あれだけ目で演技ができる人は少ないよね さすがです
佩服
次に感じたのは、このドラマのセリフというか使われている言葉が難しい
今まで見てきた時代劇より更に、古典的というか。。言い回しというか。。。
久しぶりに何回も止めて、意味を調べてました
それもこの作品のこだわりだったのかなと。。。
次は。。李一桐さんは、もちろんかわいいし、演技も上手
だけど
今回のヒロイン陸文昔の立場が微妙で。。。
避けても避けても絶え間なく降りかかる災いに、身体までも痛めつけられ、
愛する人に寄り添いたいのに、寄り添えず。。。
最後まで本当の身分を明かされることなく、影の存在として太子を支えるヒロインという立場。今までにはあまり無いパターンのようで。
主役の二人の距離感もちょっとわかりづらかったかな。
これも作者のこだわりだったのか。。。ちょっと可哀想。
もちろん忘れてはいけないこの二人。
顾逢恩(演:郑业成ジェン・イェチョン)
萧定棠(演:金瀚ジン・ハン)
このお二人の登場人物の話を書くと複雑すぎて長ながくなるので
やむおえず書けなかったけど、お二人とも重要な役所だし、いい演技してました
それになんといっても今回の衣装がほんと素敵
生地素材がカメラを通して見てもわかるくらい上品な感じで
さらに各々の衣装に施された刺繍がまた豪華
デザインと色使いもほんとによかったし目を奪われました
お話の展開にもこだわりが。。。予測を裏切るどんでん返しが目白押し
今日の友は明日の敵。。。いい人が突然の豹変で悪人へ。
どうしようもない人が、最後まで尽力し手助けしてくれて。。。
何が正しくて、何が間違いなのか。。。
気づきそうで、気づかない。
守りたいのに、守れない。
届きそうで、届かない。
信じたいのに、信じられない。
そばにいたいのに、そばにいられない。
劇中の要所要所で発せられる言葉。。。报应(報い)
このドラマが表現したかったのは、これだったのかな。
ちょっと表現するのが難しいけど、見応えのあるドラマでした
すべては愛する人のために
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