「骊歌行」全55話観了です!
今回は、★★★★☆ かな。。
お話は。。
刺繡商家の娘 傅柔(演:李一桐リー・イートン)が、大唐大将軍のドラ息子で
大唐一の遊び人プレイボーイの盛楚慕(演:许凯シュー・カイ)と出会い、
二人の仲が発展していく過程で宮廷に送られることに。。。
一方で、聡明なヒロイン傅柔に応えるべく今までの生活態度を改心し、
文武を学び将軍へと出世していく盛楚慕。
大唐時代の宮廷闘争を中心に複雑な人間関係を描く宮廷ラブロマンス時代劇!
詳しい内容はこちらで↓
なんだけど。。。
このドラマの感想から言うと、正直あまりに多くの事を組み込まれ過ぎて、
焦点が見えにくいということかな。。。
確かにドラマとしての筋書きはしっかりとされていて、
古典的な硬さや当時の町の様子や、服装なんかもかなりこだわって表現されているんだけど、なんだろうな、、、
まず、主人公の二人の接触や登場場面が少なかった気がするな
(とくに、盛楚慕)主人公なのに。。。
でももしかしたら、これは監督のあえての表現なのかもしれないね。。
大事な人を守るためにあえて離れているけれど、大事な時には必ず駆けつけ
守り抜くという楚慕の強い意志の表現なのかも。
宮廷ドラマとしての観点からいうと
「瓔珞<エイラク>」×「コウラン伝 始皇帝の母」のユー・ジョン(于正)がプロデュースということで、しっかり宮廷闘争を表現されていて
そこまで非道なことを。。。が何回も繰り返され、最後には報いが訪れるという鉄板な展開で宮廷劇としては面白かったかな。
今回、第三皇子の周王軻(演:檀健次タン・ジエンツー)が微妙な立場で、
いい役してました
彼の性格ゆえ、ヒロインに想いを寄せながらも強いることもせず、なんどもヒロインに救いの手を差し伸べ、難から救いながらも結局は。。。
不運だけど、超カッコいい〜檀健次さんいいね
そして傅柔や楚慕の家族や取り巻く人々の人間模様も複雑で
こじれた愛にも芽生えるそれぞれの思いが交差し。。。
追う者、追われる者、失う者、得る者、奪う者、捨てる者、
信じる者、信じられない者。。。最後に思うことはいったい。。。
そんなことをいっぱい詰め込もうとすると、
表現するのはなかなか難しいよね 確かに。。。
まぁ筋書きはさておき、今回の衣装はとても興味深いものがあったな。
今まで観てきた唐の時代の服装にはそれほど感じなかったけど、
この作品の衣装は、男性も女性もベルト位置がとても低くて、全体的にダボっとした感じでちょっと歩きにくそう服の模様や色づかいも独特で、
あえてこのドラマ用に作成したのか、それとも本当に唐の時代にはこのような服装だったのかはわからないけど、うまくおしゃれ感が伝わっているように思えたな
髪型も独特な感じでなんとなく日本髪のようでもあり。。
私的には、大牢に入れられた太子擎(演:李泽锋リ・ザーフォン)が髪を解いて長髪を無造作に下ろしている姿がとても目に焼き付いて、悲惨なのに太子かっこいいと釘付けになっちゃった
まぁこんなこんなで、全55話が終わっちゃったけど、
ベテランの役者さんが数多く出演されていて、どっしりとした安定感のある演技でこのドラマを支えていらっしゃるのは間違いないよねブラボー
人を傷つけて得たものに 何の値打ちがあるのだろう。。。
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