「米国が東京からの便を拒否しました!」

 ほくほく会からの連絡を受けて空っぽの頭がクルクルクル。カサカサという回り音は台風の時のかざ車。

 旅行代理店から確認の電話を待つ間、伊丹発のNY便を探す。最悪2便に別れても行ければ良い。覚悟を決めたら不安は半減。

 6人一緒の便が見つかったところで旅行代理店から「航空会社に問い合わせたところ『変更ありません』の返事です。」との連絡。

 ドキドキを隠し持ったままの成田国際空港のロビーで「17時40分発NY行き ON BORD」のアナウンスに6人一緒にハイタッチ!

 ターミナルバスを降りた後に待っていたのは身勝手なクラクションの音とビルの隙間を抜ける風。そう、ここはNY!

 コロナウイルスで自粛が続くなか、ほくほく会主催の3.11追悼式は無事開催されました。岩手県からは野田村からのレポートと松本哲也さんのライブ。49 W 45st 11FLは被災地の復興を願う人々の心に満たされました。

 一杯の「ありがとう」に包まれた11FLは祈りと希望の空間に。

 日本時間10日18時、晴々とした気持ちで三菱UFJ環境財団さんに帰国のご挨拶。復興に全力疾走する野田村到着は予定通りの11日。

 今回の旅は ドキドキ のち 晴れ。