
岩手県中央部の雪解けが進んだ春の里山。
3月頃から地面に顔を出すふきのとうは、コゴミ、タラの芽、
ヤマウド、ワラビと続く山菜シーズンのトップバッターだ。
春をつげるサインは住む家にも出るという。
「ミシッ」と家がきしむ音がする。
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厳しい冬の間は、凍結した地面がせり上がるからなのか、家が
わずかにゆがむという。12月には、食料庫として使っている
部屋の北側の窓が完全に開かなくなる。そのゆがみが雪解けと
ともに消えていく過程で、あちこちから乾いた音がする。びく
ともしなかった窓も、いつの間にかするりと開くようになる。
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「鳥の大家さん」を自称するAさんの自宅周りには巣箱を10
個ほど据え付けてある。これらを掃除して回るのも春の仕事だ
という。ほどなくして、ヤマガラやシジュウカラなどが住みつ
いて子育てを始める。今年は何家族が住みついてくれるかな。
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畑仕事も本格化する。キャベツやブロッコリー、コマツナなど
、今年は寒さに強い野菜を多く植えるつものだという。理由を
聞くと、「今年はいつもよりマンサクの花が少ないから」。
・
春にマンサクの花が少なかったり、藤の花が多かったりした年
は、不作になりやすいのだという。集落の先人に教わった言い
伝えだ。「今年は冷夏になるかも」「遅霜があるかも」と心に留
めながら、苗や肥料の準備をする。自然をよく観察し、暮らし
に結びつける。そんな姿勢が根付いている。
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