和歌山県には世界遺産の「熊毛古道」がある。
コロナ禍による観光客の激減で、この3年間で22の宿が閉鎖
になにました。しかしここにきて観光客が戻りつつある今、
宿不足を解消するために無人の宿泊施設が登場しました。
そこに登場した無人の宿は、フロントも無人、管理室も無人で
常駐スタッフがいません。
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一連の流れは、宿泊客は事前にカードで決済を済ませます。
宿は到着すると、入り口にある「小屋」の中に置かれたタブ
レット上でQRコードによる本人確認を行い、入室のための
暗証番号を入手してチェックインするのです。
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入り口の「小屋」に入ってみると、中にあるタブレットにフ
ロントの担当者が現れ、「はい、チェックインでしょうか」と
対応してくれました。フロントの担当者が対応している場所は
実はカンボジアのプノンペンなのです。宿を運営するベンチャ
ー企業が、外国人観光客への対応や人件費を抑えるためにカン
ボジアの会社にフロント業務を委託しているのです。
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また宿の建物を新しく建てるのではなく、古道沿いの空き屋を
購入してリノベーションすることでコストをさらに削減をした
。この無人宿で何か困りごとがあった場合は、どうするのだろ
う。食材の調達や掃除は、地元の住民にアルバイトとしてお願
いしていて、困りごとの対応にもあたってくれるのです。
観光地を地域全体で盛り上げていく、一つのモデルになるのか
もしれません。
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