岩国乗馬クラブに着きノートを見るといつものクリ。
午前中一番は体も温まっていないし、気分もまだ乗っていない
中、きかん坊クリのやる気を目覚めさせ活力をあたえるのは私
の役割になってきたようだ。クリに使う馬装の一式を、足洗い
場に準備して厩舎の中を歩いていく。
・
私の足音を聞いて、いつものようにアースが自分の厩舎の部屋
から首を出して私が近づくのを待っている。クリの部屋を通り
越して「アースおはよう。今日は寒いね。今日もクリだよ」と
声をかけて、首を撫でてやるとうれしそうニコニコ笑った。
アースは私が歩いてくる時からクリに乗るのはわかっている。
なぜかというと、クリの無口を手に持っているからだ。
・
アースとのちょっとしたふれあいの後、クリの部屋の入口につ
いている金具を開けてからクリに挨拶をした。「クリおはよう
。今日は一段と寒いね。調子はどうだい」。いつものようにぶっ
きらぼうなクリだったが、無口をつけてやると性根が入ったの
かシャキッとした顔つきになった。
・
すると隣にいたアースが、首を精一杯伸ばしてクリの部屋に近
づけて言った。「クリはいつもおっちゃんが乗っていいな。た
まにはあたいと変わっておくれよ」。「ダメ、おいらに乗るんだ
から」と言いながら、アースを噛みつこうとする。
「こらっ、クリ。アースにそんなことをしたらダメ」。
続きは明日になりました。また見てね。
今日のブログがよかったらクリックしてね
↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報 http://www.sennenhome.sakura.ne.jp