朝事務所に行くと更新契約のチェックを見てほしいと言う。
契約更新日がＲ２年１２月１２日になっているので、そんなに余
裕はない。必要箇所を確認して、チェック欄にチェックを入れ
て契約書類を担当者の机に置いた。すると１時間ほどしたあと
１本の電話がかかってきた。
・
「もしもし、Ａアパートの●△■の？？？・・・・」
「はい？・・・、何を言っているのか聞き取れませんが」
「これでは、どうですか」
「それぐらいの、声であれば聞こえます」
そして又しゃべり出すと小さな声に戻り聞き取れなくなった。
・
電話の聞こえてた部分だけをつなぎ合わせると、こうだ。
Ａアパート１０３号室を１２月に退去。と言うのは解ったが、
入居者の名前、何日に出るのか聞き返しても解らない。
「契約書に解約通知書がありますので、それに必要な箇所を
書いて提出してください」と言って電話を切った。
・
管理契約ソフトでを調べると、電話をしてきた○○さんと言う
のがわかった。Ａアパート１０３号室○○さんは、朝一番で更
新契約をチェックしたお客さんだった。正式に更新契約書類を
作る直前だったので無駄な労力を使わずにすんだ。
○○さんは、下松市内のファミリーレストランに勤めていたが
もしかして新型コロナウイルスの影響で仕事を辞めたのだろう
か。年末になると失職する人が又増えるのかも・・・
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