両監督の攻防 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


日本シリーズ第6戦がマツダスタジアムで行われた。
3勝1敗1分けと日本一に大手をかけたソフトバンクと、後の
ない広島が逆襲に転じるか目が離せない大一番。先発は広島が
左腕ジョンソン、ソフトバンクは右腕バンデンハークと第2戦
と同じ顔合わせとなった。

好投を続ける両投手から、得点するのが難しい状況が続く。
試合の行方を決定する場面が、3回裏と4回表におとづれた。
3回裏の広島の攻撃で、ノーアウト1、2塁で次のバッター松
山に強打させワンアウト1、3と変わり、次打者も強振と盗塁
を失敗させて無得点に終わった。150キロ台直球で好投を続
けるバンデンハークを打ち崩せないと勝てないと判断した。

4回表ソフトバンクの攻撃も同じノーアウト1、2で次のバッ
ター好打者内川にバントをさせ、ワンアウト2、3塁とする。
そして次のバッターの初球に、何とスクイズを敢行させまんま
んと1点をもぎ取った。好投を続ける広島ピッチャー・ジョン
ソンから得点するのは難しいと判断し、手堅いバントと広島の
うらをかいたスクイズをおこなったのだった。

広島の緒方監督とソフトバンクの工藤監督は、両リークナンバ
ーワンの監督に間違いはない。相手、見方の一球一打で大きく
状況が変わっていき、場面場面で、いかに最良の手を打ち、冷
静な判断をおこない続けるかが試される。まさに監督は選手を
乗せた駆逐艦でなければならない。
強打を敢行した広島、スクイズで裏をかいたソフトバンク。
どちらが正しいとはいえないが、今回は工藤監督に勝利の女神
が微笑み、惜しくも大魚を逃がした緒方監督であった。
本当にご苦労さんでした。



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