昨日は２ヶ月ぶりに病院にくすりをもらいに行ってきた。
１年ぐらい前に突然足の親指の付け根が痛くなり、整形外科に行くと
痛風と診断された。痛風は関節などに尿酸がたまり、一定量を超すと
突然痛みが発生する。痛風は呼んで字のごとく、風が当たっても激し
い痛みが発生して歩くことも出来ないほどの激痛が走る。
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クスリを飲み続けることに抵抗はあるので、食生活だけを正して治療する
ことを考えた。しかし尿酸値を下げるのは甘くはないと思い、ここはお医者
さんの指示通り食生活をただしながらクスリを飲み続けることにした。
最初の一月は毎朝一錠だけ飲むだけだったが、血液検査をすると尿酸値
がほぼ正常になったので２日に一錠だけでよくなった。尿酸値がさがった
からと言っても、関節等にたまった尿酸を出し続けなければならない。
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受付を済ませると１０分ほどで看護婦さんから「児玉さ～ん」と呼ばれた。
「調子はどうですか」。「調子はいいのですが、たまに関節に違和感があ
りますね。あれはクスリで尿酸を出しているからですか」。
「そうですね。今日は血液検査をしておきましょうね」
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この病院で３～４回血液検査で注射をされているが、今日の看護婦さん
は初顔のようだが大丈夫だろうか。「手をあげてください」。
右腕の方が血管が出ているので、迷わずに右腕を出した。
すると「立派な血管ですね」。ぽちゃっとした丸顔の看護婦さんはニコッと
笑った。ただ笑っただけなのに、今の一言で背筋が寒くなった。
「ブスッ」。血管に針を刺したあと、針を出したり引いたりする。「お願いだ
から、その出し入れは痛いからやめて～」と願った。しかし私の願いは
届かない。合計５～６回の出し入れをして、注射針はおちついた。
採血が終わると普段の看護婦さんに戻り、何もなかったようにニコッと
笑って「お疲れさんでした～」。
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