静のふてぶてしさ | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

大相撲夏場所は早くも両国国技館で13日を迎えた。
今場所最大の取り組み12連勝中同士の稀勢の里対白鵬戦がある。
稀勢の里は先場所調子がよかったが、今場所はそれ以上にいい。
今日の一番で勝てば、初優勝と横綱が一気に現実味を帯びてくる。

いよいよ自分の取り組みが近づき支度部屋を出て花道を通り、土俵上
の入口手前で時間調整をする。部屋の力士を立たせて、立会の稽古を
したり得意の上手を早めに取るイメージを繰り返して本番に備える。
稀勢の里は何といってもふてぶせしさが一番の魅力だ。しかし世紀の
大一番、横綱白鵬戦を前にいつもと違う緊張感がただよう。
目をつぶってかっ~と見開こうとしたりどうもいつもと様子が違う。
そしてふてぶてしくニカッと笑おうとするのだが、緊張感から無理を
しているので様にならない。大丈夫だろうか。

呼び出しから呼ばれていよいよ稀勢の里が土俵に上がった。四股を踏
んだり、無塩をまいたりすると本来のふてぶてしさが戻った。白鵬よ
りそれがまさっていたので今日はいけるかもしれない。

制限時間になり行司軍配が返った。白鵬が右から張り体制を崩そうと
するが稀勢の里は動じることなく右上手を取り土俵際へと追い込む。
たまらず白鵬は回り込みながら左下手投げをうつ。稀勢の里がそれを
こらえると白鵬はチャンスとばかりに下手投げを2度3度と立て続け
にうった。それを見た私は「外掛けをかければ倒せる」と思ったが
こらえるのが精一杯でついに投げられてしまった。
大横綱白鵬を倒すのは大変なことだが、動のふてぶてしさは勝ててい
たので、静のふてぶてしさも勝てたとき勝機がうまれるかな。



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