活動量の低下

年が明け、正月太りを嘆いている人も結構多い。
でも、心配はいりません。体には一定の状態を保とうとする恒常性が
あり、体重が増えても早めに動かせば元に戻るのです。
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正月太りの主な原因は、餅など糖質を多く含む炭水化物の取りすぎ。
炭水化物は水分を吸着するため、糖質の摂取量が多いと体内の水分が
増加して体重が増える。でもそれは一時的なことです。
エネルギーとして消費されなかった糖が脂肪になるには３日から一週
間かかるので、食べ過ぎても早めに体を動かして糖を使い切れば、
脂肪として蓄積される量は少なくなる。
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体重が増えると、摂取カロリーを抑えようとする人が多いが、むやみ
な食事制限はかえって太る原因になる。
年齢とともに太りやすくなるのは基礎代謝が落ちるからではなく、活
動量が減って筋肉が弱ることが問題なのです。筋肉が衰えると消費カ
ロリーが低下するだけでなく、代謝も下がって太りやすくなります。
食事制限で減るのは脂肪だけでなく、筋肉も減るのです。
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学生時代のようにスポーツを楽しむ時間が減り、若いころは階段を駆
け上がっていた人もエスカレーターなどを使うようになり、体を動か
さない生活を続けていると筋肉は衰えるばかりです。
重い荷物を持つなど上半身は日常の中で鍛えられていますが、下半身
は大きな負担がかけにくいといわれます。
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筋肉強化の第一歩は、エスカレーターがあるところでも階段を使うな
ど日常的に体を動かすことから始めましょう。


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