コダック破綻 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

素晴らしい人生を謳歌しよう

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

米コダックが1月19日、破産適用を裁判所に申請した。
負債総額5180億円。デジタル化への対応遅れで、米国を代表する老
舗企業は経営破綻に追い込まれた。
米国のフイルム販売で圧倒的な市場含有率を誇り、1975年には世界
初のデジタルカメラも開発した。しかしフイルム事業にこだわり、デジ
タル対応が遅れた。世界市場で圧倒的な存在感を誇った企業が、主力事
業から転換することの難しさを示した。
コダックとともに世界の3大フイルムメーカーを構成した富士フイルム
とコニカが事業の多角化で成功したのとは対称的だ。
1880年に創業したコダックは、「あなたはシャッターをおすだけ。
あとはお任せください」との宣伝文句であらかじめフイルムを装填した
カメラを出荷するなど、常に写真業界の最先端を行く企業だった。
世界的な名門企業はなぜつまずいたのか。それはデジタル化への対応の
遅れと、フイルム事業にこだわりすぎたことだ。
富士フイルムが写真店など向けにデジカメで撮影した写真を印刷するプ
リンターをいち早く開発したが、コダックは自社の機械を持たなかった
。2000年代にフイルム事業が縮小した際、富士フイルムやコニカが
液晶用の光学フイルムやヘルスケア関連事業など新たな収入源を見出し
たのに対し、コダックは新たな成長分野を作れなかった。
主力ビジネスを失ったときに、それを乗り越えることに成功する会社と
乗り越えられない会社が世の中には常にある。新しいものに挑戦するこ
とを怠れば久しからずということのようです。

モール前不動産(ブログ) http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/

スタッフブログ http://nanappemame.blog108.fc2.com/

山口県リフォーム実例(ブログ) http://www.geocities.jp/sennenhome/f6.html