1/144 バンダイ HG RMS-106 ハイザック 製作後記
製作後記
発売当時定価1,100円のキットに費やすべきとは思えない程の時間とコストを掛けた作品となりました。
古いキットとは言え、機体の主要箇所が真っ二つに割れているという特異なこのキットは仮組み→後ハメ加工→段落ちモールド→パーツの合わせ目消し→スジ彫り→塗装→組み立て→ディテールアップ→スミ入れ→マーキング→コーティングとガンプラ製作の基本スキルが問われる製作過程となりました。
主に1つ目の課題のパーツの合わせ目消しは満点の出来ではありませんでしたが、塗装やマーキングでリカバーして柔軟に対応しました。2つ目の課題である機体色は劇中のカラーリングを意識したキャンディライムグリーンを採用しました。キャンディカラーということもあり、ややおもちゃ感が残るものの、期待通りの色味と金属感を表現出来ました。
第25話「コロニーが落ちる日」のサラ・ザビアロフが投降するシーンを再現するために製作した白旗はHCM Pro(ハイコンプリートモデルプログレッシブ)のキットから得たアイデアですが、この”塗装済み完成品プラモデル”は本キットにはない人質カプセルやビーム・サーベルまで付属していました。改めて当時のバンダイの凄まじい企画力と実現力を感じさせられ、リスペクトを込めてディテールアップパーツとして取り入れました。
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