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ここまでのまとめはこちら。
前回の予告通り、本日はセールスライティングの書く手順編です。
「え?何を書いたらいいの?」
っていうところから知りたい方は、
前回の記事、第16回をご覧ください。
セールスレターを書く手順
1.何をどう書くか決める(企画・リサーチ)
2.1に肉付けしてレターを書く(ライティング)
3.編集する(エディット)
これらは全て独立した作業と
一般的には言われています。
しかし、以下のようにまたぎながら考えていきます。
↓
1.何をどう書くか大枠を決める(企画・リサーチ)
2.1に肉付けしてレターを書く(ライティング)
悩みを発見したら方向性を変えていく(リサーチ)
3.編集する(エディット)
1と2はまたぎながら、
リサーチと書く内容の精選を同時に行っていく、
更に見込み客の悩みに合わせて変えていく(編集)
という形で進めていきます。
3の編集に関しては、
随時行う編集の最後の点検といった位置づけでしょうか。
特に大切な工程は1と2,ということになります。
本日は、この手順1について
詳しくお話していきたいと思います。
1-1.まずは何を書くか決める
大前提として、大まかでも
方向性を打ち出しておきましょう。
後から方向性の修正をかけることはできます。
そのうえで、1.企画・リサーチを始めていきます。
ここでのリサーチとは・・・レターに書く素材集めで、以下のように分類されます。
<リサーチ>
・商品のリサーチ ・見込み客のリサーチ ・競合のリサーチ
この3種類のリサーチを行うことで、
より見込み客に効果的なレターを模索していこう、
というわけですね。
それぞれのリサーチについて
詳しく見ていきましょう。
<商品のリサーチ>
Step1:特徴とベネフィットのリストアップ
(特徴をベネフィットに変換するには「だから?」)
Step2:ビッグプロミス
(例:痩せられます、手間を減らせますなど)
Step3:ビッグプロミスをもたらすメソッドは?
(使用法、用法用量など)
主となるネタのアピールポイントですね。
Step1の特徴とベネフィットがはっきりしていれば、
残りのStepはすらすらと書けると思います。
<見込み客のリサーチ>
Step1:ペルソナ(または既存の理想顧客)を決める
ターゲットをどこにするか絞るということです。
こうすることで、より精度の高いワードを選ぶことができます。
Step2:緊急度の高い悩み、思い込み、願望は何か?
Step3:悩みに対する認識度合いはどれくらいか?
Step4:一言でまとめると?
(例:これは、〇〇な人が□□になるための商品)
このように、ターゲットを具体的に設定し、
その見込み客の悩みをはっきりとさせることで、
ベネフィットに何を提案すれば心に刺さるのか、
戦略を立てることができるようになります。
<競合のリサーチ>
Step1:競合を洗い出す
Step2:競合と自分の商品の違いを見つける
当然、競合他社と違う強みを押し出していきます。
見込み客が他のものではなく、
あなたのものを選ぶ理由をはっきりとさせましょう。
ここで、直接競合と間接競合という違いについて
お話させていただきます。
[直接競合と間接競合とは]
例えば、あなたがコピーライティングに関するセミナーを商品としていた場合、
次のように分類することができます。
・直接競合
コピーライティングセミナー、オンライン教材、DVD、書籍
といったあなたとほぼ同じ方向性の競合のことです。
・間接競合
他の集客法やセールスを教えるセミナーや塾、など・・・
似たようなベネフィットを生み出す商品を持つ競合のことです。
・ターゲット ・価格 ・ベネフィット ・特典 ・メソッド ・保証
について、リストアップしておき、
他者と自分の違いを見つけて、ライティングのネタにしていきましょう。
ビッグアイディアとオファーについて
ビッグアイディアとは、どう書けば見込み客の興味をひけるか?
というアイディアのことでした。
以下のようなフレームワークで打ち出すことができました。
~ビッグアイディアのフレームワーク~
・わかりやすい ・信頼できる ・意外性がある
・感情に訴える ・具体的である ・ストーリー性がある
人は感情でものを買い、理性で正当化します。
「好きなだけ食べても痩せられる秘密の方法」
このようなキャッチコピーにビッグアイディアは凝縮されています。
↑
何か感情に訴求できるポイントはないでしょうか?
・恥 ・痛み ・怒り ・好奇心 ・見返したい
・楽したい ・嫉妬、羨望 ・こうでありたい
あるいは、以下の5つの要素はどうでしょう?
楽・早・安・簡・確
オファー=取引の全ての条件
と言われています。
売れるオファーとは
①断れないオファー ②買わないほうがどうかしてる
これらをクリアしている必要があるということです。
スワイプファイルを選ぶ
コピーライティング=クリエイティブ(創造)
コピーライティング=コネクティブ(結合)
であり、既存のうまいコピーをくっつけて、
より効果的なコピーを作っていきましょう、ということです。
スワイプファイルとは?
・見本、型、参考元のこと
・過去に成果が出たものを参考にするのが
最も効率がよく、簡単な方法
↓ 使い方
Step1:ストーリーボードを作る
Step2:ストーリーボードの流れに合わせて
リサーチで集めた素材を並べていく
Step3:並べた素材の肉付けをしていく
私自身もコピーライティングの技術をふんだんに使っていそうなページを
たくさんストックしています。
それらを使って書いていったブログ記事も
また、スワイプファイルとして使えるということです。
<基本的なレターの型>
AIDAの法則
Attention⇒注意をひく
Interest⇒興味をもたせる
Desire⇒欲しいと思わせる
Action⇒行動を呼びかける
PASONAの法則
Problem⇒問題を提起する
Agitation⇒問題を放置するとどうなるか
Solution⇒解決策の提示と証拠
Narrow down⇒限定、緊急、絞り込み
Action⇒行動を呼びかける
スワイプファイルにしたページにあてはめて、
どちらのパターンになっているか
見ていくのも良いですね。
「起承転結」という話の型を
更にライティング用に最適化したのが、
このAIDAとPASONAの法則といえるでしょう。
本日のまとめです。
・セールスレターはリサーチを元に組み立てるもの
・リサーチの段階で書くことが、ほぼ決まっている状態にする
・リサーチの結果から『オファー』『ビッグアイディア』を見つける
・売りたい商品と同じマーケティングの段階で使われたレターを
スワイプファイルにする
では、次回は書く手順編②と題して、
2.肉付けしてレターを書く(ライティング)
を突き詰めてお話していきたいと思います。
本日もここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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