病院と協議をして、まだブログには書いていない。
話し合いには、私のカルテもみていない副院長がご出席。
今回の協議内容すべてのことを今後書くつもりだ。
協議の後、今回こういうことがありUAEをお続けになるのですか?と聞く。
副院長、いやもうやらないでしょうと言った。
しかしまだUAEを行っている。
これからUAEを受ける人、受けた人に言っておきたい。
検診で血液検査を受ける。
通常の血液データー以外に
ホルモン数値(FSH,LE,E2)の確認を必ずして欲しい。
FSHは外注の為、当日にはわからない。
後日電話で聞く事をすすめる。
子宮体積、大きさの確認を必ずして欲しい。
どの病院でもUAE患者には必ず報告する項目である。
生理がとまる、出血量が極端に減る。
それは卵巣にダメージを受けた疑いもある。
UAEを数多く行っている医師に確認をしたが
UAEが効果があったかどうかは術後1週間で判明する。
完全塞栓か部分塞栓かここで判明する。
部分塞栓が次の検診で完全塞栓に変わることはない。
また完全塞栓が次の検診で部分塞栓になることもない。
生理がとまってない限りCA125とMRIでみる塞栓率と比例していく。
生理が止まった場合、CA125でUAEの効果があったと判別するのは間違い。
部分塞栓でも生理痛の緩和を期待できることもある。
しかしそれは実際UAEの成功といえない。
成功じゃなかったと落ち込む必要はない。
ただ生理痛がなくなればUAEは効果があり
成功だと私たち患者は理解する。
医者が述べる成功というものは、
完全塞栓、血液データーに問題はなし(UAE後にホルモン数値がよくなるケースが多い)
痛みの緩和、生理周期の安定である。
厳密に言うと非常に低い成功率である。
しかしこの低い成功率を隠さず術前に話をする医者を選んでほしい。
UAEで腺筋症が治るというフレーズは間違っても医者はしてはならない。
悲しい話だが2年で必ずといってよいほど再発するそうだ。
上手く閉経に逃げ込むのか
再度UAEができるのか
ホルモン療法に移行するか
全摘をするか
そこまで話をしてくれる医者を選んでほしい。
実際になにも隠さずこの比率、マイナスバクターを話してくれた医者はいた。当たり前のことだと言われた。
(私にとっては今更な話だが)
患者が聞かないから話さないのは問題である。
こういうマイナスバクターを聞いてそれでもUAEをしたいと思う患者にしか
UAEをしないのが原則なのであるそうだ。
だから腺筋症UAEの症例数は上がらないのであろう。
ネットなどで患者を呼び込むのは医者として論外。
厚生省もUAEを保険対象外としているのもわかる気がする。
副院長はUAEは保険対象外手術といった。
しかしこの病院では保険対象になっている。
そのからくりは医者しかわからないグレーゾーンだといった。
グレーゾーン?
グレーがあっていいのか?
こんなに症例が少なくマイナスバクターがあるのなら厚生省の認可も難しいのが現状だろう。
しかし医療は日々進化している。
努力している医者も多い。
マイナスバクターを理解してそれでもと願う患者には
全力を尽くす。
効果がなかった患者にはもっとアフターケアに力を注ぐ。
ネット上にUAE医ですなどど書き込みをしている暇はないはずだ。
私の受けた病院で担当医はこどもを望んでいてもUAEがOKであった。
しかし病院内では反対数もあったようだ。
実際3月までいた婦人科の院長はUAEに理解があり
4月からの婦人科院長は理解がない。
他の婦人科の先生もUAEをすすめない。口にしない。
同じ病院の婦人科にかかりながらUAEなんて知らない患者も数多くいるくらい。
婦人科疾患なのにUAE担当医は腺筋症は婦人科で治せないといった。
それは自分の病院内の婦人科も否定したことになる。
連携のされていない病院はどうか?
最後に病院長からはUAEは子供を望むものには行わないと回答をもらった。
病院長とUAE担当医の考えも矛盾している。
放射線科のことはすべて担当医に任せていて他の医師も
実際どんなことをしているのか全く把握をしていないという。
おそろしい話を聞いてしまった。
まだまだあるが今日はこれまで。
どういう病院を選ぶかの参考にして欲しい。